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女神様と現代モンスター討伐戦線  作者: 式・シロノス
第4章「召喚獣と創成武具鍛冶師編」
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第59話「絡み合っていく思惑」

ワンダーランドウォーズの戦績発表ですん。

二日しかやってませんがかなりやりました。

41戦22勝、19敗です。

今回はまた新しいキャストが出たのでちょっといじってきます。

今度はサポーター。

なら、ぶっ壊れ確実じゃないのが救いかな

「お帰り紫電、取り逃がしてしまったようだな」

「…ごめんなさいおじいちゃん。逃がしてしまって」

「なに、責めているわけではない。死角から遠距離で攻撃されてしまってはどうしてもそちらに意識が行ってしまうからな」

「何処から撃ってきたのかな。方角は分かるんだけど位置がつかめなかった」

「…あそこだ」

「あの山? 随分と近い所から撃ってきたんだね。スナイパーライフルならもっと遠くから撃てるはずだけど…」

「いや、狙撃銃じゃないだろう」

「? どうゆう事?」

「これを見ろ」

「これは…俺が切った弾丸? それがどうしたの?」

「普通の、一般的なスナイパーライフルの弾はNATO弾と呼ばれる7.62mmや5.56mmの小銃弾を使って狙撃する。が、これはマグナム弾だ」

「マグナム弾?」

「大口径の銃弾の事だ。スナイパーライフルには基本は向かない。使うとするなら対物ライフルで使うが…人に向けて撃つものではない。他に有名のは、大型自動拳銃デザートイーグルだな、それら大口径ものに使われる」

「あの時撃ってきたものは対物ライフルってこと?」

「違うだろう。それなら紫電…お前は反応できずに撃ち抜かれて肉塊の仲間入りだろうな」

「肉かッ! はぁ!? 肉塊って!」

「それでもお前が反応できたのは距離がありすぎて・・・・・・・・威力と火力が落ちていたんだろう。それでも正確に紫電を撃ったのには驚きだがな」

「おじいちゃん…詳しすぎない?」

「この世界に来てからというものそうゆう知識を持っておいて損はないぞ? ま、それらを考えれば奴ら…アルターエゴは正規の組織ではないことは考えるまでもないことだ」

「当然でしょうね。紫電、あの組織と敵対する組織を前に戦ったことがあるんだよねどうだった?」

「俺自身が戦ったわけじゃないけど向こうも非合法組織なのは話を聞いてわかったよ」

「まぁ、今考えていても仕方がないだろう。帰るぞ」


そう言って背を返して道を歩き出した琥珀とそれについていく芽衣と紫電だった。


______________________________


「くッ! 手がかじかんでヤバい…撤退できてよかった。このまま戦い続けたら…」


 そう言いながら歩くのは双鶴だ。

 先ほどの紫電の戦いから撤退した双鶴は、もしそのまま戦い続けたらという最悪の結果を想像してしまう。

 そうして考え事をしている双鶴に声がかかる。


「随分派手にやられたみたいね~。双鶴」

「オーラか、さっきは助かった。礼を言うぞ」

「気にしなくていいわ。わたくしは貴方の護衛ですし、今回のテストの事ですけど、無事に操れたみたいでよかったわ」


 そう言って優しげに笑う、碧の髪を持つオーラ。


「そう笑っている状況じゃなくなったぞ。今回の件で奴ら以外の敵対者が現れたことだ」

「…そうね。このことはボスに報告しましょ。近く・・に今いるから」

「そうだな。実験は成功、しかし新たな敵の存在を確認。と、報告するぞ」

「了解よ」


 そう言って目的の場所まで歩き続ける双鶴とオーラ。


「さて、今後の展開はどうなっていくかな」


ぼそりと、そう呟いた双鶴だった。


______________________________


「もう、帰るのか」

「お父さん。また来年くるからそんな寂しがらずに」

「そういうわけではないぞ志奈。紫電よ…分かっているな」

「うん、分かってるよ」

「?」

「すまん、遅れた」

「あ、お父さん。どこ行ってたの?」

「紫音か。いや、ちょっとした野暮用だ。気にするな」

「そう? 取り敢えず、はい、荷物。車に入れてきて!」

「ちょっ、重! 何入れたらこうなる!?」

「良いから入れてくる」

「分かった分かった。先に行ってるぞ」

「は~い」


「紫電。これを」

「おじいちゃん…これは?」

「水神切り兼光だ」

「おじいちゃんの刀。良いの?」

「もともと帰るときに渡すつもりだった女神ネル様は二刀流と聞いている。なら紫電も二振り刀を持っていた方がいいだろう」

「ありがとうおじいちゃん。またね」

「ああ、また来い」


 そう言って手を振る紫電に、軽く手を振り返して見送った琥珀だった。

 そして見えなくなった紫電達の車の後に、麗美が帰っていくその後ろを歩きながら琥珀は空を見て呟いた。


「お爺様。私の孫はどうやら氷に好かれたようです。私は雷、お爺様は火。どうして私達の一族は孫の代で才能にあふれたものが生まれるのでしょうか」


 そうしながらも言葉を続ける琥珀。


「紫電がもし結婚して子をなしたとしたら、その第一子は絶対に女の子だろうな。そう、うちの一族は毎回そうだ。これからも大変だろうが頑張るといい紫電」


 そう言って笑みを浮かべる琥珀であった。

今回はしょっぱなから銃の知識を書いていますが、FPSをあまりやらないので銃の知識はウィキ調べです。

なのであまり信用しないでください。絶対に間違っているので…

次回は登場人物紹介を書いて次の章に入ります。

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