表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神様と現代モンスター討伐戦線  作者: 式・シロノス
第4章「召喚獣と創成武具鍛冶師編」
60/172

第53話「創成武具鍛冶師 近衛 芽衣」

最近この小説の内容が思いつかなくてスランプ気味になってきてます。


だが、そんなことはどうでもいい! 先週のワンダーランドウォーズの戦績発表だ!

50戦:30勝、20敗でございます。

先週は味方に恵まれたマッチでございました。

メインで使ってるアリスのランクがEX01(ランク31)に上がりましたし。

見てろよ。高確率で来週にはランクが下がったって報告してるから。

 次の日の朝。

 麗美と志奈が朝食の準備をしている中、他の男性陣は次々と起きてリビングに集まってくる。

 最後に起きてきたのは紫電と紫音、寝室から出てゆっくり廊下を歩きながらリビングに入ってくる二人に新聞を読みながら祖父 琥珀が朝の挨拶をする。


「おはよう。紫電、紫音。割と朝は遅いんだな」

「あ、おじいちゃん。おはよう、俺の朝が遅かった理由は分かっているくせに」

「おはよう~、おじいちゃん。僕はただ単純に疲れてただけだよ。朝食の手伝いをしようと思ってたんだけど、起きれなかった」

「気にするな、紫音。麗美は家事が大好きな人間だし、志奈もそれを受け継いでいるからな。紫音は学校があるんだ、休みの日くらいはゆっくりしておけ」

「おじいちゃん…うん、そうだね。こうゆう時くらいは休むことにする」

「そうそう紫音、休みの日くらいはまったりして行こう!」

「お兄ちゃんは年中まったりしてるでしょ…」


 そんな話をしていた三人と会話にすら入っておらず空気だった奏斗。

 そこに朝食の用意を終え、机に朝食を運んできた麗美と志奈。


「では、朝食もきた。いただくとしよう」


皆でいただきますと挨拶し、食べ始めた白石一家。


その後、朝食を食べ終えた紫電は琥珀に呼ばれ、琥珀の使っている一室に座っている。


「さて、紫電を呼んだのはこの後、昨日言っていた鍛冶師を紹介しようと思ってな」

「おじいちゃんの昔の仲間の孫なんだよね?」

「そうだ、紫電とは2歳差の19歳だったはずだ」

「おぉ、年も近いんだ。仲良くやれそう」

「というか、仲良くしてもらわないと困るわ」

「おおぅ、急に話に入ってきたね。ネル」

「創成武具鍛冶師がこっちにいるなんて奇跡のような状態でその人物と仲が悪くなってしまったら大変だからね。武器を強化できる数少ない機会なんだから逃しちゃだめよ」

「ネル様、大丈夫でございます。あ奴の孫はかなり優しい性格ですから」

「そうなのね。なら向かう準備をして会ってみましょう」

「分かった。準備してくるね」

「もう向こうに連絡はしてある。準備出来次第向かうと言い、場所は……」


 琥珀に場所を教えてもらい、向かう紫電……と何故か付いてきている紫音。


「紫音、何でついてきてるの?」

「おじいちゃんの知り合いのお孫さんに会いに行くんでしょ? なら僕もその人に会ってみたいから。お兄ちゃんとは2歳差何だよね? 4歳年上の人か~、どんな人なのか楽しみ!」

「大丈夫かしらこれで…」


白石家から田んぼや畑のが多く見える道を歩き、5分くらい歩くと一つの大きな建物が見えてきた。

入り口に近衛鍛冶工房と書かれた看板がかけられている。


「ここみたいだけど、案外近かった」

「おぉ~、おっきい建物だね~」


 建物の大きさに驚いている紫音をサラッと無視して入り口に入っていく紫電。


「こんにちは~、誰かいらっしゃいますか?」

「は~い、ただいま!」


 声をかけた紫電、そして声が帰ってくるとその声の主と思られる人が奥から出てきた。

 かなり若い、この人が琥珀おじいちゃんが言っていた人だろうと紫電は思った。


「おじいちゃん…琥珀おじいちゃんから話しを聞いてきたんですけど…おじいちゃんの知り合いのお孫さんでよろしかったでしょうか?」

「…あぁ、貴方が琥珀さんの孫の方ですね。話は事前に聞いております。その前に自己紹介を…うちの名は近衛…近衛このえ 芽衣めいと申します」

「芽衣さん、ですね。挨拶が遅れてすいません。俺は…私は白石紫電です。で、今入り口の方にいるのが弟の紫音です。…失礼ですけど男性の方? 何ですよね?」

「そうですよ? うちは御覧の通りかなり見た目が女子に近いんです。初めて会う人はかなり間違われるんですよね」

「そうでしたか…すいません」

「お気になさらずに…」

「あ、お兄ちゃん。もう挨拶してる! 僕もしなきゃ」

「安心しろ、挨拶はもうすましたぞ」

「それでもだよ。初めまして、弟の紫音です。よろしくお願いします」

「弟?」

「あ、はい。そうですよ?」

「そういえば、紫音もよく女の子に間違われるんだよね。よかったな紫音。同じ悩みを持つ仲間ができたぞ」

「お兄ちゃん…地味に失礼なこと言ってるって自覚ある? でも、お兄さんもそうなんですね! 言われてみればすっごく女の人っぽい」

「うぐっ! 同じ女の子に見える子から言われるとダメージがデカい。…紫音君、だね。うちは近衛芽衣。芽衣って呼んで」

「芽衣さん、よろしくお願いします!」


(今思うと、どっちも女の子っぽい名前だね~ほんと)


 テンションがおかしくなっている紫音とそのテンションについていけてない芽衣を見ながらそう思った紫電だった。

次回は芽衣と創成武具についてのお話とあと何かできればいいな~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ