第47話「戦力強化・召装獣について」
今日は私の誕生日だ~!!
ケーキはチョコケーキ派の作者です。
今回は、まぁ、説明回でございますれば。
「戦力アップをしようと思うわ。紫電」
「……急にどうした?」
ようやく再開した学校から帰ってきて学校の鞄を自室に置いたところで急にネルがそういってきた。
「急にも何も、前々から思っていたわ」
「それを急に今言ってきたから聞いているんだけど? 戦力アップってどうゆう事?」
「そのままの意味よ。前回ジュエルの守護騎士達とかなりの激戦を繰り広げたでしょ? そしてかなり怪我したり、疲労したりして現れたゲートにまで手が出せずに私達女神が表に出て、ゲートを閉じた」
「ジュエルの騎士達強かったな」
「私が一から作った人達だから、当然!」
とジュエルの元気な声が紫電が腕につけている小さな宝玉が付いた腕輪から聞こえてくる。
「ふふ、そうね。ジュエルが手間暇かけて作り出した人達だものね。……そこで今回は防具を用意するために召装獣と契約してもらうわ」
「召装獣?」
「召喚獣と言った方が分かりやすいかもね」
「その召装獣?ってのを召喚するのと防具を用意するのと何が関係しているんだ? まさかそのまま盾にしろと? 鬼畜だね、ネル」
「そんなわけないでしょ!!………召装獣は召喚の召に装備の装、最後に獣とかいて召装獣と読むわ。その言葉通り、召装獣たちは契約した人の防具になってくれるパートナーよ」
「へぇ~そんな便利な召喚獣がいるんだね。でも何で今更防具を付けさせようと?」
「今までは防具なしでもなんとかなってきたけど、ジュエルの騎士達との戦いで防具なしではこの先きついと考えたの」
「…なるほどね。でも防具が有るのと無いのじゃ動きに違いが…」
「その点は大丈夫よ。なんのために私達が加護でサポートしているのか忘れたかしら」
「?」
「紫電達の戦闘スタイルに合った召装獣を召喚する手はずを整えているわ」
「おぉ! さすがは女神様!……でもさ、ネル達女神はその召装獣を使わないんだな。ゲート戦の時、防具を纏ってなかったから話を聞いて気になってね」
「私も気になる!」
「女神は特殊だから」(ニッコリ)
「「あっはい」」(気にしたらダメな奴だ)(気にしたらダメなのかな?)
「…とりあえず、次の学校休み皆で集まって一気に召喚するわ。他の皆にもミニア達から説明が行われているはずだから」
「了解。召装獣…ね。楽しみだな!」
どんな召装獣が召喚されるのか楽しみにしながら紫電はリビングに向かって歩き出した。
ご報告、本格的な修正を行いたいために次の投稿は次の週の月曜日にしたいと思います。
戦闘描写とかその他諸々書き直したい。
特に最初のゲートキーパーのミノタウロス君。…あれは酷すぎるから。




