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女神様と現代モンスター討伐戦線  作者: 式・シロノス
第3章「突撃!!町の都市伝説!!編」
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第30話「VS 棺から出てきた謎の者達 後編」

祭対吸血鬼3人の戦いになります。

先に言っておきます。

あっさりと終わります。

 時間は同じく遡り、3人を相手にする事にした祭。

 吹っ飛ばした3人が体勢を立て直すのを見て、槍を悠然と構える。

 3人のうちの一人が体勢を直しながら口を開く


「おいおい、オイラ達をまとめて吹っ飛ばすなんてなかなかやるじゃん」


 そしてもう一人が口を開く。


「そうだな。なぁ、お前、名前は?」

「人に名を聞くときは自分から名前を言え」


 祭のそんな態度に最後の一人が口を開いた。


「私達を前にそんな態度でいられるとはな」

「まぁ、良いじゃねぇか。さて、先に名乗るんだったな」

「俺はコーチで、こっちの二人が…」

「カイラ」

「オイラはクナキ」

「そうか、私は祭…紅咲 祭だ」

「そうか、なら祭よ。戦いを始めようか」


 そう言って3人はそれぞれ武器を構える。

 コーチは腰につけた剣を、カイラは自身の爪を、クナキはナイフを構えた。

 祭も自身の槍を構え直すとクレアが声をかけてくる。


「祭さん?一人で大丈夫ですか?」

「心配なのか?大丈夫だ。今まで通りに戦えば良い」

「相手は複数ですわ。慢心せずしっかりと戦ってくださいな」

「わかった。行こう、クレア」

「誰と喋っているのかは知らないが、行くぞ!!」


 コーチ達3人が攻撃を仕掛けてくる。

 祭は3人の攻撃を槍で捌くが交互にしかも完璧なタイミングで連携攻撃を仕掛けてくるので祭は防ぐだけで反撃を出来ないのが現状になっている。

 その様子の祭にクレアが呆れながら言ってくる。


「だから言ったのですわ。一人で大丈夫かと」

「うぐぐ、何も言えねぇ。ん、しつこい離れろ!コネクトダンス!!」


 祭が舞うように槍を振るい3人の連携を強制的に途切れさせ、距離を開く。

 そして距離を開けてからは祭のターンである。


「距離が開きましたわ!」

「よし始めよう。くらえ、フォレストスピアー!!」


 祭が構えると周りに魔法陣が現れ、そこから木が槍のように伸び、3人に襲いかかる。


「何だと!」

「まずい!」

「避けなければやばいよ」


 コーチ達3人は襲いかかる木の槍をそれぞれで回避するがその回避した時の隙を逃す祭りではない。

 焔火扇をバスターモードにした祭が回避して隙ができた所に砲撃を叩き込む。


「うわぁあ!!」

「クナキ! くっ!!」

「形勢逆転か。コーチ! どうする!」

「一か八か突っ込む! カイラ、続け!」

「了解!!」


 コーチとカイラが突っ込んで来る。

 それを焔火扇を槍に戻した祭が迎え撃つ。


「接近戦で私は負けるわけにはいかない! もう一つ食らってけ!<クラッチアセンスバースト!>」

「何!」

「速い! しまった!!」


 祭が凄まじい速度で二人に接近し乱舞攻撃を喰らわせる。

 連携を仕掛けるために纏まっていた二人は同時に攻撃をくらってしまう。

 乱舞攻撃の最後の一撃を祭が放つと二人にクリチィカルヒットし、クナキが倒れている上に3人重なって倒れた。


「く、ここまで…か。祭…お前の…勝ちだ」


 そう言ってコーチ達は気絶した。


「こいつらの連携、かなり凄かった。はっきり言って危なかった」

「私達も叢雲さん達との連携をしっかりとしなければいけませんわね」

「そうだな」


 そう言って連携について考えながら二人を待つ祭だった。

はい、連携に苦戦したもののあっさり終了。

次回は血姫城最後の戦いが始まる!!

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