第122話「世界裏の支配者・第33代目当主ノノ」
新作FEを買いました。楽しい・面白い・時間が足りない!
私のFE歴はifとFE無双とFE無双風花雪月しかなかったりする。
後は全部動画で見ました
レイアと鈴二人の後について商店街を歩く紫電。
少し間歩き、ここらあたりに来たことが無かったので辺りを見渡しながらだった紫電が視線を前に戻すとレイアと鈴がある店の前で立ち止まって紫電を待っていた。
ほんのちょっと申し訳なさを感じながら小走りで二人の元に向かった。
そして二人の元に辿り着き、紫電は聞いた。
「ここが言っていた奴らの何と言うか…本拠地ってやつ?」
「本拠地って…まぁ間違ってはいませんね。ここが目的地の建物です。鈴」
「承知いたしました」
鈴はシャッターが閉まっているお店だったと思われる建物のインターホンを押す。
少しした後、インターホンから若い女性の声が聞こえ、その声に鈴が何かを小声で呟く。
すると「少々お待ちください」と言う声と共にインターホンは切られ、その後すぐにお店のシャッターが開く。
開いた入り口へ迷いもなくレイアと鈴は入っていく。
秘密結社みたいなやり取りや光景を見て厨二心を燻ぶられていた紫電はおいていかれそうになって慌てて二人の後を追う。
建物の中は殺風景で何もなく階段が上側と地下へと続いていただけだった。
レイア達は地下へと続く階段を下りていき、薄暗い中、階段を降り切った先の扉の前に辿り着いた。
「この先に目的の方がいらっしゃいます」
「紫電は初めて会いますから失礼が無いようにしてくださいね」
「ん、分かった」
レイアが扉をノックする。
するとすぐに「入るがよい」と入室許可が下りる。
「失礼いたします」
「……失礼します」
レイアが先頭に立って入り、紫電は小さな声で会釈しながら入り、鈴は二人のすぐ斜め後ろにつき部屋へと入った。
入ってからレイアは部屋の真ん中と思われるところで立ち止まり、手を胸に当て頭を下げる。
紫電と鈴もそれに習う。
部屋の奥、暗くて見えないがそこから幼い声が聞こえてきた
「よく来たの、ブラックバード家のせがれよ」
「はい、ノノ様。ブラックバード家現当主、マグナス・ブラックバードが娘。レイア・ブラックバード。この度不遜ながらもノノ様に頼み事があり、参上いたしました」
「不遜不敬などあるものか。我らとて只人と同じ存在…ただ他の者より偉いというだけよ」
レイアとノノと呼ばれる幼き声が対話している中、紫電は黙って待っていた。
すると突然ノノから声が掛けられる。
「そこにおる者は初めて見るのぅ? 何者じゃ?」
「あ、はい。白石…紫電と申します」
「ほうレイアの伴侶か? 頼み事とは結婚関連の報告と結納物の選定かの?」
「!?」
「ち…違います!」
「かかっ! そう慌てて否定せんでもよい冗談じゃ」
ノノは笑いながらもその視線は紫電から逸らされてはいない……見られている紫電はそう感じていた。
「レイア達より我の事は聞いているであろうが折角だ名乗ってやろうではないか!」
ノノの声に反応したのか薄暗い部屋の電気が一斉に点灯。
暗くて見えていなかったノノの姿が見えるようになる。
「我こそ世界を裏から牛耳る一族が長! その第33代目当主ノノである!」
仰々しい玉座に立ち、胸を張り、両腕を腰に当てている見た目は幼き少女にしか見えない存在が紫電の目には映った。




