第119話「未来に繋ぐ思い」
皆様、お久しぶりにございます。
暫く投稿できず申し訳ありません…ここ暫く仕事関係で鬱になってまして、パソコン開く気にすらなれませんでした。
前回投稿してすぐの日にコメントといいねしてくれてた人がいて凄く嬉しくてやる気が出ました。
魔神の淀みの塊を祓い、壁に突き刺さった刀を紫杏は何も言わず抜くと静かに納刀する。
「お母さんッ!」
「蓮君……」
蓮が倒れ伏している水蓮に駆け寄り状態を確認し始める。
その様子を少し居心地悪そうな顔で蓮を見ている紫杏。
無理もない、自身の幼馴染の母を過去の人物とは言え、斬ったのだ。
「蓮君、水蓮さんの様子はどうだ? 手加減している余裕はなかったから思いっきり背後を斬らせてしまったけど」
「はい、命に別状はないみたいです。が、魔神に乗っ取られていた分かなり体力を持っていかれていたみたいで、暫くは目を覚ますことは無いでしょう」
「そうか…大丈夫か?」
「…ありがとうございます。ですが、こうする事でしか救えなかったのです。後は…過去のお父さんにお任せしますよ」
「…取り敢えず病院に連れていくとしよう。…レイア」
「すでに手配するように伝えてあります。すぐに吉備津達が来るでしょう」
暫くして吉備津達や鈴、葵などがやって来る。
吉備津は何も言わず、既に用意してある担架に水蓮を乗せると黒服達を引き連れ素早くその場を去っていった。
その様子を眺めていた紫電や紫杏達だったが、紫杏達から光の粒子があふれ出し始める。
「これは…」
「時間…と言うか…私達の過去での役割は終わったみたいね」
「未来に戻るのか?」
「ええ。私達の問題に付き合ってくれてありがとう」
「気にするな、俺達も降りかかった火の粉を払っただけだ」
「それでも迷惑をかけたことには変わりないわ」
「なら、いつか礼を返しに来い」
「分かったわ。…心配しなくても必ずまた会える。その時に…また」
もうほとんど消えかかっている紫杏達。
それぞれが別れの挨拶を済ませている中、紫電と紫杏の会話は時間が続く限り話し続ける。
「私の父…私が誰の子なのか。もう察しは付いているんでしょう?」
「まぁね」
「だから、帰る前に過去の貴方にも言っておきたいことがあるの」
消えかかってる手を紫電の顔に当て、お互いの額を当てると…。
「私は…過去の貴方も、未来のお父さんも…私は…私は…ずっとずっと大好きです」
泣き顔でありながら笑顔で言う紫杏。
その紫杏を見ながら紫電は静かに紫杏を抱きしめると…。
「紫杏にとって過去の自分が言ってもどうかとも思うけど言わせてもらうね。…また会おう。過去でも未来でも君を愛しているよ。バカ娘」
抱きしめていた為、紫杏の顔を見ることは出来なかったが、紫杏の抱きしめる力が強くなった。
そしてそのまま紫杏達は未来へと帰っていった。
少しの間、目を閉じていた紫電だったが、レイア達の方に振り替えると…。
「帰ろっか」
「はい帰りましょう」
そうして紫電達は帰路についたのだった。
ついでに言っておきますと自分仕事一旦辞めることにしました。
モチベが上がらず、仕事にも集中できずにいるので…一度離れます。
次回の投稿も開いちゃうかもしれませんが気長にお待ちいただければ…幸いです。




