第115話「合流、決戦へ」
もう開き直って一か月に一回投稿することにしようかな…。
先に言っておくと次回から戦闘はいります。
祭達が戸軽を撃破し、合流するために移動を開始した頃、紫電達も合流を果たす為移動を開始していた…のだが。
「…迷った」
「困りましたね…。最初に入った場所にあったここの経路案内図をもっとしっかり見ておくべきでしたね」
「戻ろうにも私達の現在地すら分からない。どうします?紫電さん」
「どうするって言われてもね。取り敢えず直観に従って行くとしよう。こっち側に行ってみようか」
「直観、ですか。紫電が言うなら従いましょうか」
今いる場所が三方向に分かれているY字型の道でい方向は紫電達が来た道なので残る道は二つ。
右か左かなので紫電達は左を選択した。
左の道がどうなっているのかは紫電達には分からないが、直観を信じて先に進むことにした。
そして紫電達が左の道を進んでから少し経った後、紫電達が来た道から祭達が姿を現した。
「分かれ道か」
「どう…するの…祭?」
「ここまでくる道的に紫電達が通っていったことは分かるんだよな」
「構成員…いっぱい倒れてた…もんね」
「だからどっちかには言ったはずなんだよな。う~ん」
「私は、祭に…任せる…よ」
「では、右に行くとしよう」
祭達は紫電達が進んだ左側ではなく逆の右を選択し、進んでいった。
その後も紫電と祭、二組が出会うことも無く進んでいく。
そんな中、紫電達はこの廃工場の中で見た物とは形式が違う大きな扉が目の前にある。
「これは…」
「どうやらここが目的地のようだな」
「ここにクロノストリガーのボスいるのですね」
「はい、此処に彼女…クロノストリガーの頭領、水蓮がいる…と思われます」
「煮え切らないですね。どうしたんですか?」
「だって水蓮は私が、私達がこの手で…」
「そうですか。ですがここは過去、その水蓮と言う人物も過去にいても仕方がないのでは?」
「……」
「取り敢えず、その人物を倒せばいいんだよな」
「お願いしてもいいかしら、紫電さん。けれど、出来れば殺さないでください。じゃないと…」
「じゃないと?」
「蓮が存在できなくなっちゃう」
「どういう事ですか?」
「……水蓮は蓮の母親なのよ」
「…なるほどね。なら殺せないな」
「お願いします」
「分かった。出来る限り殺しはしないけど…もしもの時は」
「蓮も覚悟をしているわ」
「あ、お~い! 紫電。やっと追いついた。…どうしたそんな顔をして」
紫電達が覚悟を決めた顔をしていると祭達が合流。
紫電達は先ほど聞いた情報を祭達にも話す。
「成程、それはうかつに行動できないな。けど、今回の黒幕が誰であれ、私達は勝たなきゃいけない。それは分かっているだろう」
「ああ、だから行こう」
「待ってください!」
「蓮君? どうしてここに…」
「僕も戦う。過去とは言え自分の肉親、唯一の母親。それなのに僕が戦わないのはどうかと思うから。あ、葵ちゃんに関しては鈴さん達にわかせてきたので安心してください」
「分かったわ。行きましょう蓮君。今度こそ、彼女を止めましょう!」
「ありがとう紫杏お姉さん!」
「よし、覚悟が決まった所で扉を開けるぞ!」
紫電がそう言って祭と一緒に大きな扉を押して開けていく。
人が通れるほどに重い扉を開くと紫電達は中に入っていった。
そして紫電達の視線の先、玉座に見える大きな椅子に座っている女性を見据えるのだった。




