第112話「VS 戸軽製実験体 叢雲視点」
ダイパリメイク楽しい~!
DS版も結構やりこんでたからかとても楽しい。
四天王戦とチャンピオンシロナ戦はホント楽しめた。DS版よりもはるかに強ぇ…。
足にしつこく攻撃を加え続けたことで最早叢雲にしか目が向いていない怪物は自分よりもはるかに低い身長の叢雲を見下ろす。
逆に叢雲は自信よりもはるかに背丈が高い怪物を前にして顔に心に一つの恐怖もない様子。
木乃嵐を構え、いつでも迎え撃てるように叢雲はジッとしながら怪物を見据える.
互いに動かないままの時間が続いていたが痺れを切らし先に動いたのは怪物側だった。
「UGUAAAAAAA――!!」
「やっと…動いた」
大きく拳を振りかぶりながら素早く突っ込んでくる怪物に対し、叢雲は慌てず静かに木乃嵐を肩に担ぎ、いつでも振り抜けるようにしつつ、一つの魔法を使う。
「…ブースト」
フェノに教えてもらった補助魔法…自身の身体能力を一時的に上げることが出来る魔法。
そうこうしているまに、射程内に入った怪物の拳が叢雲に迫る。
「はあぁああ!!」
叢雲から出たとは思えないほどの声量と共に木乃嵐が怪物の拳に向かって放たれる。
怪物の拳と木乃嵐がぶつかり合い、拮抗しるかと思われたが、叢雲の木乃嵐が怪物の拳を弾くと勢いそのままに怪物を吹っ飛ばす。
「――――ッッ!?」
「今の内に…おいで…蘭」
「コォーーン!!」
叢雲の呼び寄せに嬉しそうに元気よく飛び出してきたのは叢雲の召装獣、紺雷ギツネの蘭。
足元にすり寄ってくる蘭の頭を一撫ですると。
「行くよ…蘭。装着!」
叢雲の命令に蘭は一鳴きすると即座に叢雲の防具に姿を変え、装着される。
装着後の叢雲の姿は巫女服に近いけど別の物の様だが、とても似ている服になっている。
膝までしかないスカートに肩を露出していたりと防御面が不安になる見た目だがよく見てみると薄く結界が張っており、身体は守られている。
そして、頭に狐耳をはやし、腰には尻尾付きと萌え要素も含んでいる。
創成武装の木乃嵐は蒼く煌めく雷を纏いながら叢雲の手に収まっている。
「さっさと…済ませる」
雷纏い続ける木乃嵐を構え、態勢を立て直した怪物に向かって踏み込む。
怪物は迫ってきた叢雲に拳を振りかぶり、叢雲めがけて振り下ろす。
叢雲はその拳を半歩右にずれることで躱す。
避けられた怪物はもう片方の拳でもう一度叩き込む。
叢雲も今度はジャンプして躱して怪物の腕を蹴り、背に回り込むと隙だらけの背中に木乃嵐を叩き込む。
くの字になって壁に吹っ飛んでいく怪物に叢雲は追撃兼最後の一撃を放つ。
「ジャイアント…スリング!!」
叢雲はその場で回転し、木乃嵐をぶん投げる。
雷を纏っている為、青い光の輪っかになりながら木乃嵐は壁に埋もれている怪物のお腹に突き刺さり、壁を破壊しながら空に怪物を飛ばした。
怪物は星になったのだ。物理的にな!!
「ん…終わった」
「これはひでぇ…」
さして疲れてもいないはずなのに額の汗をぬぐうふりをする叢雲にフェノは思わずそう言葉を吐くのだった。
今回で初めて叢雲の召装獣との装着姿を書いた気がする。
しかも他の奴らよりも少し長くなった。
そして速攻で戦いは終わる。これがこの小説兼私のお家芸、言ってしまえば戦闘ネタが無いともいう。




