第108話「VSクロノストリガー幹部 琉人&金田その伍」
先週は投稿できずにすみませんでした…。
予定があったのとネタ探ししてました。
決していろいろあって投稿を忘れていた訳では無いです。ホントですよ!?
紫杏&レイアと琉人の戦いの決着が着き、紫電と金田の戦いは佳境を迎えていた。
「………」
「向こうは決着が着いたみたいだし、こっちもそろそろ蹴りを付けようぜ」
「………」
紫電の問いに答えるかのように金田は大槌を掲げて肩に乗せると思いっきり四股を踏み、紫電を見据える。
金田の構えと目を見て本気で一撃で決めに来ていることが分かった紫電はこちらも一撃で決着をつけるために白雪に魔力を込めていく。
紫電の周りは紫電の魔力に当てられ、徐々に凍っていく。
金田は大槌を両手で持ち、腕にはこれでもかというほどに血管が浮いている。
「紫電…」
「邪魔しちゃ駄目ですレイアさん」
「…分かってます」
琉人との戦いが終わり、紫電と金田の戦いを見届ける為に紫杏とレイアは離れたところで二人を見ている。
(紫電どうするの?)
(今回はネルは何もしなくてもいい。この勝負は俺の全力をもって相手をする。それに何回も神域抜刀は使えない。そうだろ?)
(そうね。なら、任せるわ)
ネルと話している紫電と今の構えを見ながらレイアは言葉を漏らす。
「紫電はどうするつもりなのでしょうか。ドラゴンもどきを倒した時の技を使うのでしょうか?」
「そう何度も使える技ではないと思うわ。神域に達するには神々の力を借りなければいけない。こんな短期間で使う事は出来ないはずよ」
「どうしてそれを知っているのかは今は聞かないでおきます」
「おっと。紫電さんにはバレているからつい口が…」
紫杏とレイアは緊張感のない会話をしているとついに二人が動き出す。
紫電は白雪を鞘に納め、抜刀の構えの状態から前に向かって踏み込む。
金田は地面に大槌を滑らしながら前進、大槌から火が上がり燃える大槌を持ちながら金田は回転を加えながら跳躍する。
跳躍した金田を追い、紫電も跳躍。
空中で回転をして紫電に向かって落ちていく金田。
炎が螺旋状になって襲い掛かってくるが紫電は落ち着きながら一点を見定め白雪を抜き放つ。
炎と氷が交差し、中心で爆発する。
血が舞う、それはどちらの血なのか火と氷がぶつかったことにより生じた水蒸気で視界を潰されている紫杏とレイアはにはまだ分からない。
その水蒸気の中から一つの影が上に向かって飛び出してくる。
飛び出した影の正体は紫電だ。
紫電はそのままくるりと振り返ると白雪を再び構え、後ろに魔法陣を設置、足場として再び飛び込んでいく。
その数秒後反対側から出現した紫電の刀の先、そこには右腕を切り落とされ白雪に腹を貫かれている金田の姿があった。
二人はそのまま地面にぶつかり、金田は動かなくなった。
それを確認した紫電は白雪を金田から抜くとゆっくりと鞘に納めるのだった。




