第104話「VSクロノストリガー幹部 琉人&金田その壱」
一斉に紫電達に発射される銃弾の嵐。
その銃弾を物ともせずに紫電達は即座に散開。
クロノストリガー構成員達の狙いを一つに絞らせないためにそれぞれが別の方向で戦う事で対処を始めた。
徐々にしかし確実に数を減らしていく構成員達。
「やはり下っ端ごときでは止められないか」
「………」
「うむ、では、此処から我らも動くとしようか」
ある程度の数を減らし、油断なく武器を構えていた紫電に向かって後ろから大槌が振り下ろされる。
「ちっ!?」
「………」
「金田! 貴様はそいつを足止めしておけ! その隙にこっちの二人をやる!」
「随分と舐められたものね? 琉人、前に私にやられたこと、忘れたのかしら
「あの時の俺だと思うなよ? 貴様に味わされた屈辱の借り、俺の拳で支払って貰うぜ!」
「レイアさんは残りのクロノストリガーの相手をお願いします」
「分かりました」
そして幹部の相手を紫電と紫杏がする事になった。
最後にレイアが残っているクロノストリガー構成員達を倒していく。
大剣を盾にし銃弾を防ぎながら接近してクロノストリガー構成員を複数同時に吹っ飛ばし、周りの構成員達も斬り捨てる。
レイアが他の構成員を飛ばしている中、紫電は大きな体に大槌を持った病院の時には斧を持っていたはずの大男金田と戦闘をしている。
紫電に向かって次々振り下ろされる大槌を避け続けているが大槌が地面に叩きつけられる度に地面にクレーターができ、ドンドンと避け辛くなってきてしまっている。
動きが大ぶりなのにしっかりとしていて隙が全然伺えない為、紫電は攻撃を仕掛けられていない。
「厄介な動きしてくれるじゃないか」
「………」
「病院の時は雄たけびを上げていたけど、今は随分と無口じゃねえか」
「………」
喋りかけてる紫電を無視して金田はドンドンと攻撃をしてくる。
「流石に何か喋ってほしいんだけど!?」
「………」
「チッ。なら覚悟してもらうよ。そこだ!」
紫電は大槌を最小限の動きで避け、地面が揺れる前に金田に接近その胴体に白雪を叩き込む。
しかし…。
「何!?」
「………」
白雪が斬った場所、確実に斬ったと判断した紫電だったが何事もなかったかのように動いた金田に背中を思いっきりぶん殴られ吹っ飛んでしまう。
「くっ…! 大槌での攻撃じゃなかっただけましか。それにしても…」
紫電は金田を見る。
「白雪で斬ったはずなのに人を斬った感触じゃなかった…。金属を斬ったみたいに硬かったから不思議に感じたけど、なるほどね」
紫電が斬った箇所には分厚い鉄板みたいなのが挟んであるのが紫電には分かった。
「これはめんどくさいな」
そう言いながらも紫電は白雪を構え、大槌を構えて向かってくる金田を迎え撃つのだった。




