第99話「幼馴染として、組織の者として…」
もうネタが無いので引き延ばし引き延ばし次は何をしようかな……。
クロノストリガーの作り出した生物兵器は紫電達の手によって倒された。
凍り付いた氷像になったドラゴンもどきは粒子となって空に消えていった。
「綺麗…」
「一切周りの被害を考えない一撃。これがこの時代の…」
周囲を凍らせていた氷が解けていき、溶けきれなかった極小サイズの氷が空気中に漂う。
「季節外れの擬似ダイアモンドダストってところかな?」
(違うと思うけど…でも、綺麗と言う花凛の言葉には同意するわ)
全員が激戦を終えた戦場を眺め、その惨状を改めて認識する。
「うわ~。凄いぐっちゃぐっちゃ」
「やっぱりこれどうしようもなく無い? どうやって誤魔化すの?」
「そんなこと言われてもね。ただの人間に誤魔化すくらいの権力なんてないよ…そっちは?」
「こっちも組織を名乗ってはいるけど実際には非公式だからお金もコネも強力なのは持ってないよ」
「別に気にする必要なくない? 何とかなるわよ」
この惨状を見て、焦る紫電と花凛。
その二人を見て、楽観的に意見を言う紫杏。
「そんな他人事みたいに…」
「実際他人事だし?」
「そうだけども…」
この状況をどうするか紫電は考えていたが…。
「貴様ら何てことをしてくれたんだ!」
突然聞こえた大きな声に紫電達がそっちを向く。
「あれは?」
「あら、クロノストリガーの生き残りね」
「ふ~ん。ただの雑魚か」
「辛辣ね」
「あんな言い方してきてむしろ強い奴なんているのか?」
「まぁ、確かにああいう手合いは言葉だけ強気な奴が多いからね」
「誰が雑魚だ! 私はクロノストリガーの幹部の一人、アザマ…」
「ああ、名前とかどうでもいいから」
「あぎゃ!」
紫電は名乗ろうとしたクロノストリガーの幹部を有無を言わさずに斬る。
アザマ何とかと名乗ろうとした男は仰向けになって倒れ気絶する。
「本当に弱い。まぁ、峰打ちだ。死ぬことはねぇよ」
「なら、こいつ。私達が回収してもいいかな」
「ん、何でだ?」
「尋問して情報でも吐かせようかなって思ってね」
「俺は別に構わないけど…」
「私も必要ないわ。煮るも焼くのも好きにしていいと思う」
「何か分かったら教えはするわ。じゃあ私達はこれで」
「あ、最後に一つ言って良いか?」
「何?」
「お前はこれからどうするつもりなんだ?」
「……それはどういう意味で?」
「そのままの意味だ」
「私は紫電の敵で、紫電の幼馴染のつもりよ」
「…そうか」
そのまま去っていく花凛達を見えなくなるまで見ていた紫電に紫杏は声をかけた。
「これでよかったの?」
「…ああ、これでいい。今は…な」
「貴方がそれで納得してるのならいいけど、これからどうするの」
「もう授業はなくなるだろうし、さっさとここから逃げるよ」
紫電はそのまま避難場所へ走り、到着したと同時に幻術を解いた。
その後、倒れたクロノストリガーの被害者たちは病院に運ばれ、命に別状はなく薬漬けにされたことが分かった為、警察が本腰を上げて調査し始めた。
そしてニュースで学校で起きた凶悪テロとして放送されたのだった。
次回はそろそろこの章を終わらせるために考えて書いていこうと思います




