第94話「VSクロノストリガーの生物兵器その二」
先週は投稿が出来ずに申し訳ありませんでした。
姪っ子の胃腸風がうつって夜中に思いっきり嘔吐するわ、高熱出して寝込むわと散々でした…。
そして家族全員が別々の日に胃腸風がうつって全滅するという。
ホントに胃腸風だったのかな? にしては感染力が強すぎるのだが…。
今だ紫電達を睨みながら威嚇行動を続けているドラゴンもどき。
紫電達も超再生の前には何もすることが無く、ただ時間だけが過ぎていく。
そんな中、ついにドラゴンもどきが動きを見せる。
ドラゴンもどきに光が集まったと思ったら今まで威嚇行動しかしてこなかったドラゴンもどきの目に狂気が宿り、ノータイムでブレスを吐いてきた。
急激な動きの変化に紫電以外の二人の反応が遅れる。
「…! 世話の焼ける!」
唯一動きの変化に対応できた紫電が避けられそうにない二人を無理やり引っ張り、ブレスの範囲内から逃れさせる。
「ありがとう紫電」
「どんな時でも油断したら駄目だぞ花凛。それと紫杏も」
「う…面目ない」
「でもどうして急に動きが変わったんだ?」
「多分エネルギーを送っている奴らが何かしたんでしょうね。恐らく狂気に陥った人間の魂でも捧げたのかも」
「そんな事…」
「ドラゴンもどきは自分が直接殺した人間の魂を吸う事でも強化されてしまうの…でも今は私達がドラゴンもどき事態を足止めしてるから直接強化が出来ない」
「けど強化されているぞ?」
「もう一つの手がエネルギーを送っている方で生贄を捧げる事。直接するより強化されないけどそれでも強くなるわ」
「向こうで何かあったってことか」
「クロノストリガーの構成員自ら命を絶って生贄になることが多いわ。恐らく今回もそうでしょうね。ドラゴンもどきの目を見る限り、限りなく狂気に落ちている。吸収された魂がかなり酷いんでしょうね」
「と、言うか。急にとんでもない設定が追加されたな」
「そうでもしないと作者が話を続けられないのよ」
「何の話をしているの…?」
「花凛には分からなくていい話だよ」
「??」
「!? また仕掛けてくるよ!」
「急に随分とアグレッシブに動くようになったな」
ドラゴンもどきが爪を構え、先程より明らかに速い動きで紫電達に迫ってくる。
紫電が爪を受け、紫杏もそれを援護、二人で受け止めた後に空いた胴体を花凛が攻撃する。
「吹っ飛びなさい!!」
腕キャノンを最大出力でゼロ距離発射し、ドラゴンもどきを大きく吹っ飛ばす。
グラウンドに巨体が転がり、校舎手前で止まる。
だが、ドラゴンもどきの体に合った銃痕が即座に回復してなくなり、ドラゴンもどきはすぐさま体勢を立て直す。
「ホントに厄介になったな。これ」
「何人の生贄を捧げたって言うの? こんなに動きが変わるなんてこと」
「傷の回復速度もさっきより早くなっているよ」
「あの傷じゃ少し治るのに時間がかかっていたはずなのに一瞬か」
「次の攻撃が来るよ!」
息つく暇もなくドラゴンもどきの攻撃が続く。
紫電達は回避に集中することにして戦闘が続いていく。
その戦闘に終わりを告げたのは一発の信号弾だった。
「あの信号はテルルの…! 見つけたのね!」
「エネルギー源が見つかったみたいね。私達もすぐにそっちに向かうわ」
「二人はそっちに向かってくれ! 流石にこいつをそのまま連れていくわけにはいかなくなったからな! 足止めは俺がする!」
「分かったわ気を付けてね! 紫電」
「言われなくとも!」
ドラゴンもどきと対峙する紫電を置いて紫杏と花凛はテルルとクロムが発見し、おそらく戦闘が始まっているであろう場所に向かうのだった。
次回は紫杏に視点を移してクロノストリガーの構成員との戦いです。




