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ロゼッタちゃん行方不明?



 むしろ、身体の内側からジンジンと広がる感触。が気持ちいい、


 シャワーヘッドから湧き出す、無数の小さな水流が放出され、頭から首筋、肩周りと流して、片手でシャワーヘッドを持ち替えながら二つの乳房を片方ずつ優しく持ち上げる。 手のひらにのせるとずっしりとした重さで形を替え、温かさを感じる事ができる。


 乳房の裏側と胸の裏側の肋骨の部位とにシャワーを放出。


 もちろん、この時に乳房の先端を摘んで持ち上げるなんて恐ろしいことはしない。


(そんな事したら乳首がちぎれてしまう!)


(女の子にとって胸周りはすごく重要なの、胸の谷間は常に密着して押し合うし、二つの乳房はその重量で胸の裏側に密着してしまうから、すごく蒸れるし、ホッとけば痒くなってしまう)


 だから女の子に取ってはお風呂もそうだけど、シャワーでもなんでも水気がある場所ならば常に水浴びをしたいと思っているのは本当の話し。



 室内に響くシャワーの音を聞き流しながら、重力に抗うことが出来ない乳房が形を替えてデロンと顔の前に現れる。


 ブラもせずに前屈みになってしまえば、当然、目の前には乳房が現れる。乳房の裏側は傷もデキモノもないキレイな色をしていたし、目の前に現れた表面もすごくキレイ。


 乳首も黒ずんでいないのが一番。 日頃のケアがうまくいってる。


前屈みのままちょっとでも動くと、それにあわせて、乳房も右へ左へと揺れ、前後にも揺れる。


前屈みで激しく動けば、その揺れに抗う事が出来ない乳房がベチンベチンと音を立てて顔に当たるのだけれど、残念だけどそんな事は一度もないし、この先も、よっぽどの事がないかぎり、ありえない。



 (……。というか、そんな事あって欲しくない)




 身体も、充分に温まり頭もしっかりと目覚めることができたので、身体中の水気をふきとり新しいバスローブに着替える、テーブルの上には、キンキンに冷えた超濃生乳が、グラスに注がれていた。



 グラスのハンドルを人差し指と中指、それから親指で握りしめるとグラスの中で生乳の中の氷がぶつかりあって、不思議なメロディーを奏でる。

 既に口元にはマグカップがあり、マグカップの中では注がれた生乳が揺れ、中の氷がぶつかりあいながらメロディーを奏でる。


 普段ならばこうして生乳の情緒を確かめずに、喉へと流し込むのだけど、なんとなくだ。


 生乳の温度と香りを確かめながら、ゆっくりとマグカップの縁に唇を近づけ、マグカップの縁を唇で挟む。


 下唇にはヒンヤリとした感触、上唇には生乳の冷たさが直に伝わり、近づいてきた氷があたる。



 全裸に近いバスローブ姿でソファーに座り、キンキンに冷えた生乳が喉を通過して胃袋に流れ込むのがハッキリとわかる。


(さてと…………)


  今日はこの後、スクルージ氏への依頼の達成の報告とアサルトドアの書の受け渡しと待望の五百万キャロル。


 考えただけで表情が崩れしまう。

 ガラスの向こう側の町並は湖畔に佇む女神像がきっと微笑んでいるのだろう。

 ゆっくりと日が登り、既に町並は青一色。

ガラスから見下ろすとまるで水上にいるかのような気分になってしまう。


【ロゼッタ=ディスコニアン】




 スクルージ氏には一人の愛娘がいた。


 容姿や性格についてはわからなかったらしいんだけど‥、うん、ある日を境にパッタリと姿を消してしまったそうなんだって。 拉致? 誘拐? 家出? 詳しい事は本当にわかんなかったんだって。


 でもさ、この頃からだったんだって。領主である、スクルージ氏がストイックになりはじめたのって。


 そして、面白い事にちょうどこの頃からだ。

 スクルージ氏の娘であるロゼッタちゃんが行方不明になってからというものの、スクルージディスコニアン領において発生する犯罪行為が減少し、治安がよくなったんだって。



(うん、今のこの町並を見ればわかるようにすごく平和であるのが簡単にわかる)




多次元ブラから取り出す。


ピンク色の立方体で全ての面が半透明で小指の先くらいの大きさ。

すごく小さくて重量感を感じさせないこれは、キューブクリスタルといって、一つの身分証みたいなものでアースキャニオンに住む全ての人がもっている。


 お財布と同じように、手持ちのキャロルをこの中に入れておいたりお店やお店での代金の授受や人から人のお金のやりとりにもつかえる。


 そして、このキューブクリスタルを、日の光に照らして自分の手のひらに照射させると【エレナミラージュクリスティーン】 と、投射される。  これはあたしの名前なんだけど、


あたしがみたいのは、これじゃない。

日の光りがあたる箇所 を変えて違う面からの照射、手のひらに映し出されるのは【残金 :三千五百キャロル】


あたしの手持ちのキャロルの残高が手のひらに照射されるとため息を吐きたくなる。


でも! と気持ちを切り替えると、あたしの顔が緩みはじめる。



 だって五百万キャロルよ五百万キャロル!

一年頑張っても貯めることができない額だもん


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