表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

赤が好き

作者: 九十九

 僕は赤色が好きだ。


 紫っぽい赤が好きだ、桃色に近い赤が好きだ、マグマのような赤が好きだ、血のような赤も好きだ。


 とにかく僕は赤色が好きだ。


 僕の部屋も赤色ばかりだ。


 時計も赤、本棚も赤、扉も赤だ。


 少し前に手に入れた、綺麗な赤いミサンガ。なぜか温かみを感じる。


 僕の彼女も赤が好き。


 炎が燃えているような赤い髪、熟したリンゴのような赤い唇。そして、ルビーを思わせる赤い瞳。


 赤が好きな彼女の夢は全身を赤色に染めること。


 僕は彼女の願いを叶えてあげた。


 彼女の体は全身赤色、青や白なんてない。すべてが赤色。


 夢が叶った彼女は嬉しそうだった、大きな声を出して涙までしていた。


 僕の夢は彼女のようにみんなを赤色に染めること。


 いつか叶えてみたいな。その時はよろしくね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なるほど怖いですね
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ