じゅーぅななっ
運営様から警告を受けたので、自主規制版に差し替えました(´・ω・`)
完全版はハーメルン様でっ(*´ω`*)
https://syosetu.org/novel/146817/17.html
「ひゃっ!? ……ひ、ひょうちゃッ」
泡に塗れた、白いボディタオルが、私の首筋を撫でていく。
「ちょ、待……っんぅ!」
甲高い声が、耳を突いて。
それは、紛れもない、自分の声で。
「ま、待って、ホント、待って……っ」
顔が、熱い。頭も、クラクラする。
――……のぼせたかもしれない。
だから、必死に身を捩って。
その熱さから、逃げ出そうとした、けれど。
腰に回された氷雨ちゃんの片腕に、グッ、と力が込められて。
「母さん」
至近距離。
熱い吐息。
顔を上げる。
「綺麗に、してあげるね」
細められた目。
その視線、も。
熱くて、熱くて。
――……やっぱり、のぼせてしまったようだ。
だから、体が、思うように動かない。
首、肩、腕。
丁寧に、少しずつ。
氷雨ちゃんは、私の体を、ボディタオルでこすっていき。
手首まで進んだところで。
直接、私の手に触れた。
氷雨ちゃんの指と、私の指を絡めて。
指と指の隙間まで、綺麗に洗っていく。
そして――……恋人同士がするように、絡めた指を、きゅっ、と握り締めて、笑った。
「……ッ」
心臓を、握り潰された、気がした。
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******自主規制******
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「これが、母さんの――……」
氷雨ちゃんは、潤みきった眼差しで、ソコを見詰めた後。
へにゃり、と。
表情を緩めて。
「――……私は、ココから出てきたんだね!」
幸せそうな顔で、そう言い放った。
「……」
私は。
「……ッ!」
頭に、冷水をぶっかけられたように感じて。
「むぎゅあっ!?」
前に進もうとしていた氷雨ちゃんの頭を、太腿で挟んで押し留めた。
「か、母さん?」
太腿の間から、無理矢理引き抜いた顔を上げて。
不思議そうな顔をした氷雨ちゃんに向けて。
「氷雨ちゃんの、ばかあぁぁあああっ!!!!」
お腹の底から、そう叫んだ私は。
その顔面に、平手をブチかました。
「ぐぶぁっ!?」
鈍い声を上げた氷雨ちゃんは。
鼻血を噴き出しながら、吹っ飛んで。
床で後頭部を強打し、気絶したのだった。