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猫死神さんと命日まで  作者: 島地 雷夢
二日目――残り三日――
9/40

文化祭はどっちをやる?

「瑞貴、お前って本当に変わった奴なのな」

 昼休み。三組の教室にて。机を合体させて切妻と数奇屋が昼食を食べている。切妻は現在学校指定のジャージ(ラベンダー色)を身に付けている。ブレザー制服が汚れてしまったので家庭科室の洗濯機を借りて洗い、今はハンガーに掛けて窓にぶら下げているのだ。洗濯機で洗うと皺とか色々と問題があるのだが本人は気にしていない。アイロン掛ければいいではないかと思っている。

 彼等が食べているのは購買部で販売されている惣菜パンだ。購買部は東校舎の一角にあるので昼休みに行こうとすれば東校舎にいる普通科の生徒達が我先にと並んでいくのだ。なので南校舎にいる進学科は昼に行ったのでは到底購入出来ない。故にあらかじめ二限目と三限目の休み時間の間に買っておくのだ。購買部は十時から開店しているのでそうしている。

「何が?」

 二限目に買ったホットドックを頬張りながら疑問符を浮かべる切妻。因みに彼はその他にも定番のコロッケパン、焼きそばパン、カレーパンは勿論の事、名物の海老カツサンドにハンバーガー、メロンパン、苺ジャム入りのコッペパン、アップルパイが机の上に積み上げられている。これらが全て彼の昼食だ。結構がっつり食べるのであった。

「ほら、朝に烏の墓作ったろ?」

 数奇屋が今月の限定パンであるメガトンカルボナーラスパゲッティロールを頬張りながら言う。彼の昼食は同じものが二つだが、このパンは直径三十センチ高さ十センチの化け物パンであり、友達と一緒に食べるのが普通の大きさである。けれども数奇屋はこれを一人で食べる。ものの十分で。そしてあろう事か二つ目に突入し始めた。

「普通の奴ならあんな光景見たら気味悪がるだけで何もしないし、可哀想と思っても墓までは作らないと思うぜ」

「自然に死んでたら、俺も何もしてなかったな」

「そうなのか?」

「寿命だろうと補食されようと死ぬ時は死ぬ。自然界じゃそんなのざらだ。でもあれは明らかに作為的に殺されてた」

「確かにな」

「あいつ等だってそういう風に殺されたくはなかった筈だし、スキヤキも自分が死んだ時あんな風に晒し者にされるのは屈辱的だろ?」

「そりゃ御免だ」

「だから俺はせめて晒し者にされないようにと埋めたんだ。それに地面の中なら捕食者には食われないけどバクテリアが体を分解するから自然に消滅するし。あと団栗が芽を出す時の栄養源になるしな」

「後半の意見が前と噛み合わない気がするんだが?」

 首を傾げながらパンを貪る数奇屋。二つ目だと言うのにもう半分を食い尽くしている。

「気にすんな」

「いや、気になるんだけど。……やっぱ変わってるよな瑞貴って」

 切妻はコロッケパンの袋を開けて齧り付く。彼の食事のペースも早かった。

「あ、このパン美味しい」

「これはちょっと甘過ぎかな……」

 そんな彼等の隣――窓枠に腰を掛けながら美耶と九重もパンを食べている。当然だが、只人には見えない彼女等は自分達でパンを買ってない。切妻が一緒に買ったのだ。食べているのはチョコチップメロンパンとベルギーワッフルである。それぞれ二つずつ一人二種類の分配だ。因みに食べてる姿も見えていない訳だがパンは見えている。なので宙に浮いて端から消えていっているように見えてしまうのだが、彼女等は切妻と数奇屋の身体でその現象をひた隠しにしている。

「すみません。切妻君いますか?」

 教室の扉が開かれると、腰まである少し撥ね気味の髪をした眼鏡装備の女子が近くにいた生徒に切妻の所在を聞いていた。

「お、牡丹じゃん」

「俺はここにいるけど」

 切妻が手を挙げると女子はそちらに歩いていく。彼女の名前は紅牡丹。学年は切妻や数奇屋と同じ一年だが彼女は一組、つまり文系クラスにいるのだ。なので顔を合わせる事もあまりなかったのだが、この頃は文化祭のクラスリーダーをしているのでよく会うのだ。

「何か用?」

「何か用? じゃないですよ切妻君」

 紅は腕を組んで溜息を吐く。

「貴方はどちらの方で仕事をするか、まだ決めていないじゃないですか」

 このどちら、とは文化祭での出し物の事である。

 進学科の一年生は三クラス合同で行う事にして、二つの出し物をするのだ。

 一つは季節外れだが定番のお化け屋敷。もう一つは少し珍しい和服喫茶だ。進学科一年は準備自体は全員でこの二つを切り盛りしていくが、文化祭当日の土曜日と日曜日にはどちらかで働かなければならないのだ。もう割り振りは決定されているのだが、唯一切妻だけはまだどちらにつくか決めていない。

 理由としては。

「俺としてはどっちもやってみたいんだけど」

 という優柔不断な考えによるものだ。因みに数奇屋はお化け屋敷。紅は和服喫茶担当である。というか全体的に殆どの男子がお化け屋敷に、殆どの女子が和服喫茶である。

 一応、文化祭当日にトラブルが起きて運営人員が変動しても互いにフォロー出来るように進学科の一年は担任含め全員が検便を受けてオールクリアをしている。なので文化祭目前の今の状況でも飲食物を扱う和服喫茶も選択可能となっている。

 なので今の今までどーするかと考えあぐねているのであった。

「駄目。どちらかに決めなさい」

 きっと睨む紅。鋭い眼光を浴びせられながらも切妻は気にしていない。

「オレ的には、お化け屋敷の方に来て欲しいな」

「何で?」

「だって、そんな長い髪と華奢な体持ってんなら素で貞○出来るじゃん。薄暗い中で顔を髪で隠して現れたら絶対びくるって」

「そか」

 貞○スタイルの切妻を想像しながら数奇屋がお化け屋敷を進めてくる。

「あら、アタシとしては、切妻君は和服喫茶に来るべきだと思うの」

「何で?」

「貴方のその綺麗な髪と肌は和服によってより際立つ筈よ。そしてお盆を持って歩く姿は女子にも負けないくらいに可憐な姿になるわ」

「そか」

 和服を着こなした切妻を想像しながら紅が和服喫茶を進めてくる。

 この二人の意見も、切妻が決めかねている原因でもある。

「因みにさ、二人共」

「何だ?」

「何?」

「俺が男だって分かってるよな」

「当たり前だろ」

「当然です」

「自他ともに認めた男の俺がそう言われて喜ぶと思ってるか?」

「うん」

「はい」

「思ってんだ」

 切妻は呆れもせず溜息を吐かない。予測はしていたので。数奇屋と紅は確かに彼を男として見ている。が、それだけ。男として見ていても外見での評価は女性が喜びそうなものしか挙げない。平安貴族並みの長い髪でも切れば多少評価は変わってくるものだが切る気はさらさらなかったりする。

「で、結局どちらで仕事をするんですか?」

 紅が眼鏡の位置を直しながら再び聞いてくる。

「今決めないと駄目?」

「出来れば今ですけど、無理と言うなら放課後の準備の時まででいいです」

「放課後……」

 切妻は少し黙ってしまう。

「どうしました?」

「悪いんだけどさ、今日の準備は休む」

「どうしたん? サボり?」

 数奇屋の言葉に紅が彼の頭頂部に手刀を振り下ろす。

「あだっ」

「切妻君は貴方と違うんですから、変な事言わないで下さい。で、休むとは何か外せない用事でもあるんですか?」

「あぁ。今日の六時までには行かないといけない用事が出来た」

「何か、嘘っぽいな」

 びしっ。

「あだっ」

「で、その用事の内容とは?」

「それはちょっと口では言えない」

「年齢誤魔化してエロゲとかエロ本でも買うとか?」

 がすっ!

「ごぉっ!」

「少し黙ってくれませんか? スキヤキ君」

「い……イエス、マム」

 拳骨投下によりたんこぶが生成されてしまった箇所を押さえて机に突っ伏す数奇屋は口チャックする。

「口では言えない?」

「ああ」

「どうしてですか? 何か言えない事情があるとか?」

「あぁ。でも口に出して言えないだけで、これ見て貰えば分かると思う」

 そう言って切妻は机に掛けている鞄からある物を取り出し、その一部分を指差す。

「……もしかして」

 示された箇所を眺めた紅は目を伏せる。

「……分かりました。では、切妻君は本日休んで構いません」

「ありがと。あ、じゃあ今のうちに渡しておく」

 休みの許可を取った切妻は鞄とは反対の方に掛けていたビニール袋を彼女に手渡す。中身はガムテープとペンキである。

「……所で」

 ビニール袋を受け取った紅が不思議そうにしている。

「どした?」

「あれは何ですか?」

 彼女は窓側を指差す。

「確かに、これはちょっと甘過ぎる」

「でしょ? もうちょっとアスパルテームでも減らせばくどく無くなるのに」

 そこではチョコチップメロンパンに批評をしている美耶と九重の姿があった。

「あ」

 切妻は気付いてしまった。今は数奇屋が頭を押さえて突っ伏してしまっている。なので背筋を伸ばしてパンを食べていた時とは違い、目隠しとして機能していないのだ。

 要は、紅にはチョコチップメロンパンとベルギーワッフルが宙に浮いて段々消えていくように見える様が目視出来るようになってしまったのだ。何せ美耶と九重は一般ピープルには見えないのでそうなってしまう。これは不味い状況だ。

「浮いてますよね?」

 紅の疑問形に美耶と九重ははっと前方を見る。眉根を寄せて現在食しているチョコチップメロンパンとベルギーワッフルに視線を注いでいる。

「やばっ」

「見られてる……」

 食べるのを中断して微動だにしなくなった二人。これ以上動けばポルターガイスト現象でも起きているのでは? と勘繰られると思ったからだ。しかし、もう紅はポルターガイスト現象かもと思っていたりする。

「ね「それは俺の手品だ」ぇ、これってポルター……アタシまだ言い切ってなかったのに返答早いですね」

「今、俺は手品に嵌まってる」

 苦しい言い訳であった。

「浮遊と消失を織り交ぜた手品で、成功すれば忘年会の一発芸で拍手喝采間違いなし」

「高校生のアタシ達に忘年会はありませんが、本当に手品ですか?」

「あぁ。だったら証拠として、今からその浮いているメロンパンとワッフルを直ぐに消して見せよう」

「じゃあ、やってみて下さい」

「おぅ」

 紅は空中に浮いているパン二つに視線を戻す。視線が自分から外れたので切妻は自由になり、美耶と九重にジェスチャーをする。


 イマスグ

 ヒトクチ

 デ

 パン

 ヲ

 タベロ


「「了解っ」」

 陸軍のようなびしっとした敬礼で答える二人。どうやら無事に伝わってくれたようだ。紅との会話があった御蔭だろう。あれが無ければ『イマスグ』と『ヒトクチ』のジェスチャーは理解されてなかったと思う。

 美耶と九重は口を大きく開いてそれぞれの手に持った菓子パンを放り込んで咀嚼する。頬が膨れてハムスターが向日葵の種を頬袋に溜めているみたいだった。

「嘘、本当に消えたっ!?」

 驚愕の声にクラスにいた全員が(たんこぶ押さえる数奇屋は除く)紅が見ている窓へと視線を移す。しかし、消失手品と題した証拠隠滅のシーンを全然見ていなかったので何が消えたのか皆目見当がついていない。暫し窓を見つめていたが、興味が失せたのか次々と昼食や会話に戻っていくのであった。

「今「秘密だ」のはどうやったのですかってまた早い返答……」

「これは企業秘密。種を明かす手品師はいないだろ?」

「それは、そうですけど」

「で、唐突に話を戻すけどさ、俺はどちらにつくか選べないって事で」

「えっ?」

 いきなり話を戻されて反応が少しきょどってしまう。

「どっちもやりたい。それが変わらないから選べない」

「でも、どちらかに」

「はい」

 そう言って切妻はボックスティッシュを机の中から取り出す。しかし肝心の中身であるティッシュは一枚も無いようだ。

「これは?」

「くじ」

 そう言って箱に手を入れて三つ折りにされたノートの切れ端を十二枚取り出す。

「選べないからここにどれやりたいか書いた紙を入れた。十二枚入ってるのは最低枚数だけ入れるよりはくじって感じがしたから」

 さぁ、と紙片を箱に戻して切妻は紅にくじを引くように促す。

「え、アタシが引くんですか?」

「自分で引いたら不正やイカサマしたって思われるだろ? だから、はい。その代わり、こっちは自分で引かないんだから引いたくじの通りに配してくれよ」

「どれかに偏ってるという可能性は?」

「俺はそんな卑怯な事はしない。引き終わったら不正はしてないと証明する為に引かなかった紙片の内容を確認させる」

「……そこまで言うのなら」

 紅は渋々了承して箱に手を入れる。

 どの紙片を取り出すか思案する。彼女としては和服喫茶に来て欲しいのだ。さらさら流れる綺麗な髪にきめ細やかな肌。絶対に、本当に和服姿が似合うと思うのだった。ただし女物の着物でだが。それでもお化け屋敷の貞○衣装よりも映えのある姿だ。外見だけでなく中身をもってしても勧める。趣味がストラップ作りである事も把握している。お菓子だって作っているのも認識済みだ。女子力はあるので所作も女性のそれに近似させやすい筈だ。顔の作りも男性か女性か判別が難しいので男子だとばれる心配も無い。声だって誤魔化せると彼女は勝手に思っている。

(……これっ!)

 探りに探って、一枚の紙片を人差し指と中指で挟み、天に翳すように取り出す。

「じゃあ、それ開いて何て書いてあるか確認して」

 紅は慎重に一折ずつ開いていく。

 そして垣間見えた文字は。

「……和服喫茶」

 そう、和服喫茶だ。これで紅は切妻を和服喫茶で働かせ、着物を着せる事が可能となったのだ。内心でガッツポーズを取る紅。

 しかし、

「…………→土曜日。お化け屋敷→日曜日?」

 そう、書かれていたのは和服喫茶の文字だけではなかったのだ。つい疑問符を浮かべてしまう。

「ねぇ、切妻君」

「何だ?」

「これは何ですか?」

 紙片に書かれた文字列を指差しながらつい切妻に訊いてしまう。

「書いてある通りの意味。つまり俺は土曜日は和服喫茶、日曜日はお化け屋敷をやるって事」

「……は?」

 暫し二の句が継げない紅。口をポカンと開いてしまう。

「どれが当たるか三分の一の確率だし、こういう事もあるさ」

「……三分の一?」

「ああ」

 切妻は箱から残り十一枚の紙片を取り出して次々と開いていく。


 『お化け屋敷』と書かれたものが四枚。

 『和服喫茶』と書かれたものが四枚。

 そして紅が引いた紙片と同内容のものが三枚。


 確かにどれかに偏っているなんて事は無かった。

 けれども、だけれども。紅は釈然としなかった。

 彼女は確率が二分の一――つまりは『お化け屋敷』と『和服喫茶』と書かれた紙片がそれぞれ六枚ずつあると思っていたのだ。

「絶対にその通りにしてくれよ。そうしないと約束を破った事になるからな」

「うっ」

 それを言われては何も言い返せなかった。

「そうだぞ、約束は守らないとな牡丹」

 漸くたんこぶの痛みが引いたので、数奇屋も会話に入ってくる。涙目であった。

「そんな内容を想像してなかったにしろ、くじの通りに配するって約束しちまったんだからな。それともお前は約束を破るような人でなしか?」

「スキヤキ君はそれでいいんですか?」

「紙に書かれた内容の説明はなかったけど、決まったもんは仕方がない。それに内容について質問しなかったんだから瑞貴自身も説明しなくて大丈夫だと取ったんだろ。なら瑞貴に落ち度はないしな」

 結構あっさりとしている数奇屋であった。まぁ、彼としては切妻に一日でもお化け屋敷の方で貞○をしてくれれば満足なので悪くは無かった。

「で、結局俺はくじ通りに配されるのか?」

 腕を組んで首を傾ける切妻。

「配されるんじゃね? 一組の文化祭クラスリーダーさんが人でなしじゃなければ」

 切妻にそう言いながら、ちらりと紅に視線を向ける。

「……分かりました。切妻君は土曜日に和服喫茶、日曜日にお化け屋敷の担当という事で放課後に二組、三組のクラスリーダーにその旨を伝えておきます」

 紅は肩をわざとらしく上下させて溜息を吐き、眼鏡の位置を直す。

 これにて切妻はお化け屋敷と和服喫茶の両方の仕事をやれるのであった。

「切妻君の仕事が決まったので、アタシはもう戻ります」

 色々あって精神的に疲れたのだろう、紅は肩を少し落として重い足取りで教室から出ようとする。

「あ、待った紅」

「何ですか?」

 紅を呼び止め、切妻は机に積まれているパンの山からアップルパイを取り出す。

「はい、これ」

 そして彼女の手に握らせた。

「え?」

「昼まだだったんだろ? もう昼休み半分終わっちまったし、時間を取らしたせめてもの詫び」

「昼まだだって……気が付いてたんですか?」

「ああ」

 根拠があるのかないのか、切妻は自信たっぷりに頷く。

「という訳で、貰っといて。あ、あとこれも迷惑料って事で」

 今度は鞄から鳩の形を模した金属のプレートがつけられた自作のストラップを取り出す。

「携帯にはつけられないから、鞄にでもつけてくれ」

 紅は目をぱちくりさせる。

「……では、お言葉に甘えて」

 紅は一つ礼をすると、ストラップを受け取ると三組から出て行った。

「なぁ」

 メガトンカルボナーラスパゲッティロールに再度齧り付きながら数奇屋が切妻に視線を向ける。

「何だ?」

「お前って本当、変わってるよな」

「?」

 首を傾げて疑問符を頭上に浮かべるが、数奇屋はそれを知ってか知らずか話題を変えた。

(にしても)

 数奇屋と他愛もない話をしながら窓際に座る美耶と九重に視線を向ける。

(手に持ってるものも見えないようにするって芸当は出来ないのかね?)

 服とか靴は見えないのだから可能ではないだろうか?

 ぼんやりとそう思う切妻であった。




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