第21章:セラフの傲慢と、メガイラの罠
教会の地下、「浄化の祭壇」
アキラが破壊した扉の奥、地下の祭壇には、白いローブを纏ったセラフが立っていた。
彼の周囲には、数人の武装したオービットの隊員が彼を守っている。
セラフの顔は、偽りの善意に満ちた、穏やかで傲慢な笑みを浮かべていた。
セラフ:「来たか、悪魔憑きよ。お前たちの歪んだ復讐心は、神の秩序に対する冒涜だ。私は、お前たちを浄火の名の下に、静かに滅菌する」
アキラ:「 浄化だと?お前たちのやっていることは、俺が収穫した毒麦たちと何も変わらない。自己を知らない、傲慢な毒麦の王だ。お前は、コキュートスに値する」
セラフは、特殊な音波兵器でアキラの力を封じ込めようとする。
だが、アキラはすでにティーシポネーの力を完全に制御していた。
アキラ:「お前は、俺の“怨楽”を邪魔した。それが、お前の罪だ」
アキラは武装隊員たちをティーシポネーの力で内部から破壊し、セラフに肉薄する。
そして、彼は最後の切り札、**メガイラ(嫉妬)**の力を発動させる。
アキラ:
(セラフ。お前は、善き人である自分自身に最も嫉妬している。その偽善を、世界に晒せ!)
メガイラが発動し、セラフの心の中に潜む、**「本当は自分もアラストルの力で好き放題したい」**という嫉妬と傲慢な欲望が増幅される。
セラフの顔が歪み、制御を失う。




