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『毒麦は自らを晒し復讐者に食われる』  作者: 頭木カムパネルラ


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第16章:ドクターの正体と、神殿の影

ドクターのアジト、隠された廃墟の地下


アキラとカノンは、ドクターの指示で指定された隠れ家へ辿り着く。


そこでアキラは初めてドクターと対面する。

ドクターは、見た目はごく普通の大学院生のような、知的な青年だった。


ドクター:「よくぞ生きてきたね、アラストル。そして、傍観者から共犯者へと覚醒した彼女にも敬意を表するよ。」


アキラ: 「純粋浄化機構は何者だ?そして、おまえの目的は!?」


ドクター:「私たちは、**『復讐者の神殿』**の末端だ。そして私は、そのシステムを管理する者。私たちの目的は、世界の『毒麦』を刈り、**ユースティティア(復讐の正義)**による均衡を保つことだ。」


ドクター:「そして、純粋浄化機構は、君が以前**『善き人』**と皮肉った、うえの神に媚びる者たちの裏組織だ。彼らは、復讐の力を持つ者すべてを悪と断じ、この世界を『偽りの善意』で塗りつぶそうとしている。」


ドクターは、アキラに、ユースティティアの印のルーツを示す古い文書を見せる。


そこには、太古の昔に、人類で最初に復讐を行った人間が、その力を継承させるための**「契約」**が記されていた。


ドクター:「君の力は、ユキオを殺したことで完成したわけじゃない。ベリアルを倒し、その力を吸収したことで、ティーシポネーの力が本格的に使えるようになった。そして、次なる君の任務は、純粋浄化機構の**「核」**を破壊することだ。彼らのリーダーは、コ

キュートスに値する毒麦だ。」


アキラ:

(俺のオペラは、もう止まらない。俺は、個人的な復讐者から、復讐戦争の主人公となった。ユキオは死んだが、俺は生きている。俺の音楽は、これからも世界に響き続ける。)

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