第13章:力の真実と、第三勢力
廃工場、戦闘後
ベリアルは戦闘不能となり、アキラは彼を「切除」する。
その瞬間、ベリアルの手の甲の印が、一瞬、強烈に光り、その光がアキラの印に吸収される。
アキラ:
(これが……力の真実。ユースティティアの印は、継承される。一つの器が割れたとき、その力は、より純度の高い器へと流れ込む。)
アキラは、この復讐の連鎖が、単なる組織の陰謀ではなく、太古の昔から続く神話的な儀式であることを理解し始める。
彼の力は、ベリアルの分だけ増幅されていた。
ドクターの声がアキラの耳にインカムから届く
『素晴らしい、アラストル。君は試練を乗り越えた。しかし、気をつけろ。第三勢力が動き出した。彼らは、ユースティティアの印を持つ者を「異端」として、我々全員の**「浄化」**を目論んでいる。』
アキラ:
「第三勢力?毒麦以外の、別の敵か?」
ドクター:
『彼らは、自分たちこそが**「真の善き人」だと信じる、天の奴らの代行者だ。彼らは、復讐の力を持つ者すべてを「悪」**と断じる。彼らの標的は、まず君だ。』
廃工場の外から、けたたましいサイレンの音が近づいてくる。
それは、警察ではない。
第三勢力が送り込んだ、特殊な武装集団の接近を告げる音だ。
アキラは印の力を集中させ、覚悟を決める
「善き人だと?笑わせるな。俺は、誰の裁きも受けない。俺のオペラは、誰にも邪魔させない。
……ここからが、真の復讐戦争だ。
俺は、毒麦だけではなく、世界を救うと信じる傲慢な* 善人 *とも戦う。」




