第6話
「すみません。割れちゃったんですけど、これって、どういう測定結果ですか?」
「ありえない測定結果よ、水晶を割る測定結果が出たのは伝説で語られる大魔道士様ただおひとりよ」
その時、かえではようやく龍神の加護の異常さに気づいたのだった
その後かえでとあおいは詳細な体内魔力量を測るために別室へと案内された、そこには石版が置いてあった
「この石版に触れてみて、この石版はその人が持つ体内魔力量を正確に数値として出してくれるの、黒のダイヤモンドストーンを使っているから耐久性もバッチリ、壊れる心配はないわ」
かえでとあおいは石版に触れた、そうすると文字が浮き上がってきた
「あおいさんは、一十百千万十万百万千万一億、だから8億6753万9234か」
「かえでさんは、一十百千万十万百万千万一億十億百億千億一兆十兆百兆千兆一京十京百京千京………えげつないわね…8256京3975兆3695億2409万1573」
「かえでさんは過去にないレベルの天才ね、ここまでの魔力量だと神様の加護でも受けない限りありえないはずなんだけど」
かえではビクッとした
「まぁこの年で神様の加護なんてありえないか」
かえではホッとしたが龍神の加護を言うべきか迷った、だが、今は言わないでおくことにした
「今日はこれで終わりだから2人ともそのまま寮に戻っていいわよ、明日からは実践的な授業が始まるからしっかり疲れを取るように」
「ありがとうございます!!」
そう言って2人は寮へと戻った
第7話へ続く…
第6話まで読んでいただき誠にありがとうございます。
なろうの伸び方がすごくて大変ビビっておりますw
現在第19話までの執筆が完了しており、ストックはあるのですが、ストックが無くなったあとの更新ペースは月1が限度です。
途中で番外編のようなものも作ろうと思っていますので、感想や質問など、いつでもお待ちしております。
これからもどうぞ、この作品をよろしくお願いします。