第5話
2人は支度を終え、部屋をあとにした
「そういえば入学手続きとかはどうなってるの?」
「そこは神様パワーでw」
「なるほどねw」
そんな話をしながら2人は教室へと向かった
教室に着くとあおいも昨日からいたかのように接されていた
((さすが神様パワー…))
かえではそんなことを考えながら席についた
あおいはかえでと隣の席になっていた
適当に雑談をしていると担任の先生が入ってきた
「はーい!!みんな席ついて!!」
みんなが席につくと先生が話し始めた
「みんなの担任になったアイラだ、昨日も自己紹介はしたが改めてみんなよろしく!!」
その後ホームルームが始まり連絡事項が伝えられた
どうやら今日は個々の体内魔力量を測定するらしい
「この水晶に軽く触れると触れた者の体内魔力量によって色が変わる仕組みで、白→緑→青→赤→紫→金→虹、の順に魔力量が多くなるという測定になります。それでは番号順に測りに来てください」
その後順々に測定を終え、あおいの番が回ってきた
「それでは軽く触れてみてください」
あおいが水晶に触れると水晶は徐々に色を変えていき虹色になった
「この年で虹色の魔力量!?なんて子なの…」
先生達は驚いていたが、次はかえでの番だ、かえでは先生に声をかけ水晶に触れた、水晶は徐々に色を変え虹色になったあと、水晶は割れてしまった。
先生達は絶句した
「すみません。割れちゃったんですけど、これって、どういう測定結果ですか?」
「ありえない測定結果よ、水晶を割る測定結果が出たのは伝説で語られる大魔道士様ただおひとりよ」
その時、かえではようやく龍神の加護の異常さに気づいたのだった
第6話へ続く…