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第15話
「よし!ギルドに戻ろう!」
「かえで…なんでもありじゃない…」
「ん?なんか言った?」
「いや、とんでもなく規格外だなってw」
その後2人はギルドへ戻った
「な、なんですかこの量!」
「狼領の森で討伐してきた」
「にしても多すぎませんか!?」
「30匹くらいの群れで水を飲んでた所を不意打ちしたんだけど」
「30匹!?それは本当ですか!?だとしたらまずいかもしれません!」
「本当ですね!ところで何がまずいのですか?」
「ウルフ族は群れで行動しますが基本的には5から8匹程度なんです、だから30匹の群れはほとんど例がないんです」
「そうなんですか…」
「他に変わったところはありませんでしたか?」
その時あおいが口を開いた
「あ、それなら、私の探査魔法で魔物を探知してたんですけど、ギターウルフの群れがいて、それがやけに周りを警戒しているというか怯えているというか…そういうのがありましたね」
「狼領の覇権が変わった…」
その時近くに居た老人がそういった
「それはどういうことですか?」
第16話へ続く…