第11話
「あおい!!冒険者ギルドへ行くよ!!」
かえではそう言ってあおいの手を引き走り出した
冒険者ギルドに着くと受付と思わしき女性が話しかけてきた
「かえでさんとあおいさんですね?校長先生から話は聞いています」
「まじかあの人…」
まるでここに来るのを見越していたかのような連絡にかえでたちは少しだけビビった
「とりあえず、2人分の冒険者登録をお願いします」
「かしこまりました、本来なら登録料30銅ゲイルが必要ですが、校長先生より卒業祝いに登録料くらいは出す、との連絡をいただいておりますので早速試験に移らさせていただきます」
試験内容は魔法を使い、1tはありそうな岩を破壊するというものだった
だが、2人の力量だ、余裕でクリアし冒険者登録を終えた
「合格おめでとうございます、まずはFランクからのスタートになり、上下1ランク分の差であればクエストを受けることができます、なので現状受けることのできるクエストはEランクとFランクのクエストですね、難易度の高いクエストほどランクアップの近道にはなりますが、無茶はしないでください」
「ではとりあえず…」
そう言ってかえでは、とあるクエストの張り紙を取った
「これをお願いします」
第12話に続く…