第9話
「今日から実践的な授業始まるって言ってたし、さっさと準備しよ?」
そういったかえでにコクンとうなずく
「こりゃ当分このままだなw」
その後2人は支度を終え学校へと向かった
教室に着くと2人は注目の的だった…
当たり前だろう…あんな測定結果が出たのだから
質問攻めに困っていると、アイラ先生が入ってきた
(ナイスタイミング!!)
2人はそんな事を思った
その後ホームルームがおわり授業が始まった
今日は自分の魔力制御の方法の授業らしい
「昨日の魔力量測定の時に不思議な感覚があったと思います。その感覚をできるだけ具体的に思い出してください。」
頑張って思い出すと、また同じように不思議な感覚になった
「皆さんできたようですね。そしたら外に移動しましょうか」
外に行くと各個人用の杖が配られ
奥の方には的が用意されていた
「ここからはイメージです!!あの的に光の矢が飛んでいく事をイメージして杖に魔力を流してください!!それでは1人ずつお願いします!!」
1人ずつ順番的に当て、あおいの番になった
(光の矢で撃ち抜くイメージ…)
「いけ!!!」
あおいが放った光の矢は的を焼き払うほどの威力だった
案の定先生は固まった…
「先生、固まるのはまだ早いですよ、かえではもっとやばいので…」
(よくもハードルを上げてくれたな…でも、やれる気しかしない!!)
かえではそう思うとこんなことを言い出した
「先生、これ、アレンジしてもいいですか?」
「どうせやるなら派手にやってね?」
「ノリノリですね…」
(それなら…光の矢10発くらいを1箇所に集中的に放ったあと、爆発させる、こんなもんかな)
「雷矢爆発!!」
かえでがそう言い放つと大量の光の矢が1点目掛けて飛んでいきその後爆発した
「こんなもんでどうです?」
先生は衝撃のあまり気絶してしまったようだ…
「やりすぎちゃった!!テヘ!!」(ノ≧ڡ≦)☆
初日から盛大にやらかしたかえでたちはどうなってしまうのか…
第10話へ続く…