1/23
プロローグ
目が覚めた
「ここはどこだろうか…」
あたりを見回して見ると、とても可愛らしい女の子の部屋にいることがわかった
「まだ記憶がはっきりしないな…」
今までの事を振り返ってみた
「確か俺、あいつを助けて、車に跳ねられて…あ、俺、死んだのか…」
その時ドアをノックする音が聞こえ、返事をするとお母さんらしき人が入ってきた
「かえで、今日からメルヘーナ魔法学校に入学するんだから。早く起きなさい。」
どうやら俺は「かえで」という名前らしい
「わかった。ありがとう。」
俺はそう返事をして支度を始めた。
その時、違和感に気づいた、女の子の体に、あるはずもない感覚があるのだ。
そう、かえでは、男の娘だったのだ
第1話へ続く…