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ジルsaid 護衛担当と会いました

昨日の別視点でございます。_(:3 」∠)_

「ダートありゃただの侍女じゃねぇぞ……」


「え、えぇ分かってます、まさか我々が威圧されて動けなくなるなんて……信じられませんね………」


(何者なんでしょうか?事前に貰った書類には孤児院の出である事年齢等、怪しい点は無かったのですが…)


元々レイツビアを呼び出した理由は本人にも伝えた通りより詳しい事件の詳細を聞くためだったが

もう一つ書類に書いてあったフローラを襲った犯人が一撃で倒させたという報告を受けた為であった。


侍女に撃退された犯人、素人の荒くれ者を雇ったから運良く撃退できたという訳ではなかったのだ。


雇われた男は意外にも名の通った犯罪者で今までも他所の国などで指名手配されている程犯罪を重ねている言わば強者といえる男だった


そんな男を運良く撃退などあり得ないし、ましてや一撃…

撃退された男も目を覚ました時には

何なんだアイツ!とレイツビアに慄いていた。


今回狙われたフローラの護衛を担当する事になって書類に目を通したが信じる事など出来なかった2人はレイツビアを呼び出す前に侍女長のマーサにレイツビアについて尋ねた


だが、マーサからは撃退した瞬間は誰も見ていないと言われ、であればレイツビアの人柄を尋ねたが、出身は確かに孤児院である事、仕事が異常なまでに優秀な事、見習いの立場だったが今回の件で付き侍女になった事、

撃退したのが本当にレイツビアであるなら

フローラの侍女としてこれ以上ない人物である事など全くと言っていい程黒い部分が見つからなかった。


それでも、護衛する立場になるからには少しの不安もあっては困ると2人で結論付け自分達の隊長に事の次第を話すと

それなら実際に自分の目で確かめて見ろと指示があったのでマーサに頼みレイツビアとの顔合わせを用意した。


顔合わせの日、2人は朝の訓練を終えると身なりを整え訓練場にある応接室でレイツビアを待った。


「ふぅ、どんな嬢ちゃんが来るのかねぇ。男並みにゴリゴリの女なんじゃね?」


ロイドはソファにだらしなく腰掛けながら天井を見上げ呟く


「ロイドだらし無いですよ。さぁどうでしょうか?どんな人物かは聞きましたが外見までは聞いてませんからどうも言えないですね。

ただ、あの男を一撃で沈めたのが本当ならその可能性が高いでしょうね。」


「うぇ、ヤダヤダ侍女って言やぁ華奢なイメージしかないんだから俺の夢を壊さんで欲しいねぇ」


「どんな夢ですか…第一、我々はご令嬢の護衛という立場になるのですから、侍女に腑抜けたりはできませんよ?」


「分かってらぁ、それでも近くにいるならいい女が視界に映る方が気合いが入るってもんだろ?」


ダートに窘められてもめげないロイドは侍女についての夢とやらを切々とダートに話す


そんなロイドに呆れるダートだが口を挟んだ所でどうにもならない事は分かるくらいにロイドとの気心が知れている仲であった。


「でよぉ〜……ん?何か外が騒がしくねぇか?」


「そうですね…今外にいるのは我々の第一部隊ですけどもうすぐ次の訓練が始まる頃ですから隊長が訓練内容を伝えているはずですし、ここまで騒がしい事など無いはずですが。」


「ちょっくら見てくるか、もしかしたら隊長が陛下にでも呼ばれて外してるから騒いでんのかもしれねぇしなー」


「そうですね、それなら少しお灸を据えてもいいかもしれませんよ?」


「おう、とりあえず行って来るわ」


そう言ってロイドは席を立ち扉を開けたがそのままの体制で静止してしまった。


(誰かいるのか…?)


後ろでロイドを見ていたダートは静止したロイドを見て外に誰かいる事に気付いた。


「初めまして、フローラ様の護衛担当との顔合わせに参りました。レイと申します。護衛の方は中におられますか?」


そこにはロイドよりもかなり小さい侍女が立っており、声は聞こえるがロイドが壁になってダートは顔を見る事ができないでいた


ロイドが自己紹介をしたようで

身体を横にずらし侍女を中へと誘導する


「ロイドさんですね。よろしくお願い致します。」


そこには凛とした黒髪で薄い紫の目をしたレイツビアが立っており

レイツビアの顔を見たダートも自身が想像していた侍女とは大きく異なる華奢で美しいレイツビアに驚いた。


(この方があの男を一撃?やはり何か手違いで報告が上がったのか…)


レイツビアの姿を見たダートはやはり顔合わせを先にして置いてよかったと思った。

レイツビアの見た目からは男を倒すなど想像も出来ないし、ましてや一撃などあり得ないと思ったからだ。


レイツビアが部屋へと入るとロイドも外に行く事をやめたのかダートの横に戻ってきた。


ダートはレイツビアをソファへと誘い

自身も自己紹介をした。


「初めまして自分はダートと申します。貴方がスペルノ嬢の侍女でよろしいでしょうか?」



「えぇ私がフローラ様付き侍女のレイと申します。

ダートさんもフローラ様の護衛担当の方でよろしいでしょうか?」


「はい、自分とこの隣に座っているロイドが本日よりスペルノ嬢の護衛をさせて頂きます。」


(身のこなしは流石侍女というだけあって令嬢に負けないぐらい優雅ですね…この方は本当に孤児院の出なのか?)


ダートは自分達と対峙しても凛としたままで対応するレイツビアを先程とは別に警戒した


(出身を誤魔化すなど貴族が態々するはずがないが先日まで見習いと聞いたが孤児院の出でも皆これぐらい優雅に振る舞えるのか?

侍女長にもう一度確認を取ったほうが良さそうだな。)


お互いの自己紹介が終わり、ダートは本来の目的である質問をレイツビアにぶつけた


「……それでレイさんにお聞きしたい事があって本日こちらまでお越し頂いたのですが、

質問させて頂いてもよろしいですか?」


「顔合わせとしか伺っておりませんでしたが?私に用があっての呼び出しだったという事でしょうか?」


「顔合わせというのは間違いではありません。ただ自分達の配属は決定しておりますから本来であれば態々侍女とだけの顔合わせなんてしなくても良いんですが、本日起こし頂いたのは昨日の事件に関して改めてお話を伺いたかったので、お手数ですが、侍女長にお願いしたんです。」


ダートはレイツビアの少しの動揺をも見逃さない為じっと見つめる。


(少し驚いた顔をしたようだが、やましい事があるわけではないのか?)



「そういう事ですか、事情聴取の時にお話しした事以外に何もありませんが何をお聞きしたいのでしょう?」


「はい、自分達も事情聴取の内容は書類を貰って把握しているんですが、もう少し詳しくその時の状況をお聞かせ頂けたらと思います。その時の犯人は取り押さえできましたがまだ主犯までは辿りつけていませんので、護衛する時に注意する事などを確認しておきたいのです。」


主犯まで辿りつけていないとダートが言うとピクリとレイツビアが反応する


「分かりました。書類に書かれた事と被る点もあるかと思いますが私のお応え出来る事は話します。」


そう言ってレイツビアは事件の日の事をロイドとダートに話した

2人は途中途中質問を挟んでレイツビアから矛盾が出てこないか探ったが書類に書かれている事と質問した返答でも答えの辻褄が合っている事しか確認できなかった。


「お話し頂きありがとうございます。

本日はお時間を取らせてしまい申し訳ありません

護衛は午後からの配属になりますので

時間になりましたらスペルノ嬢の元へ参ります。

門の所までお送りいたしましょう。」


「いいえ、態々お送り頂かなくても道は覚えておりますので大丈夫です。

私もフローラ様の元に戻りますので

本日より護衛お願い致します。

まだ主犯が捕まっていないという事ですのでくれぐれも気を抜かれないようお願いしますね。」


レイツビアとの顔合わせも終わり門まで送る提案をしたダートだが断られさらに言葉の最後にはこちらが震えるほどの殺気を向けられ動揺した。


(なっ!なんだ?こんな殺気戦場でも経験した事がない……震えが止まらない……!)


ダートとロイドがソファからも立ち上がれないほど震えている間に

レイツビアは優雅な動きで訓練場を立ち去った。


そして冒頭に戻る


(怪しい点がないのは確認済みだったがあんなの報告でも聞いてません!

確かにレイさんなら一撃で倒せると言われても納得できるほどの殺気でした。

だけどただの侍女があれ程の殺気を出せるなどあり得ません!

やはり隊長に報告して彼女も監視対象にしてもらった方がいいでしょう。)


今回の顔合わせでレイツビアの力が嘘ではないと確信したが出身や経歴から怪しいと判断したダートはジルに報告して注意を呼びかける事にした


報告をしようとしたダートがジルからレイツビアの事を根掘り葉掘り聞かれ

さらに他の隊員からジルがレイツビアを口説いていた報告を受けて

ロイドと共に目を限界まで見開いた事は言うまでもない。


「何してんですか!隊長ぉぉぉおおお!」


ジルさんは苦労人位置かなー?


作者がふわふわなので

人物がごちゃごちゃだったらすみません。


ここまで読んで下さり有難う御座いました。

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