『カーネル・ダグラス物語』Kan先生著 その4(コーヒーで描く道具)
それでは、これから使う道具はコチラ。
まずは、筆。
ぺんてるの「ネオ―セーブル」。
安くて上質でいいんですよね。
それから、100均の「バーベキュートレー」。
コップを入れる所に水を入れることができるので、コンパクトで、水洗いも楽。
それから、インスタントコーヒー。
ビンはネスカフェですけど、中身はセブンイレブンのPB商品です。味はゴールドブレンドが好きだけど、切れた時に、スーパーまで買いに行くのが面倒だったので、近くのセブンイレブンで買って入れ替えました。
ですが、今回、メリットを発見。
もし、ゴールドブレンドを使っていたら、微細なコーヒー豆の欠片が入っているので、絵を描く時にそれが障害になる可能性がありました。セブンイレブンのインスタントなら大丈夫。
では、まず、何を描きましょう。
ふつうのラノベとかの挿絵だと、きっと主人公を描くんでしょうね。
でも描きません。
なぜか?
それは、主人公が美少女だからです。
〇1章
女子高校生、夕凪葵ゆうなぎあおいは、美術部とジャズ同好会に所属する一年生だった。彼女は、やさしげな眼差しをしていて、ショートカットの黒髪で、胸が大きめの、すらりとした色白の美少女だった。
〇
〇4章
ふたりの門番は、掘に向いて、煙草をふかせていたので、葵の存在に気がつかなかった。
「アオイ王女は本当にべっぴんよ」
「可愛いよな」
「もう最高だわ」
「結婚したいよな」
「それってアルゴニア王国の男全員の夢だよなぁ……」
「でも、あの熱心なお兄様がいるからな」
葵は先を急いでいたが、この門番の会話だけは聞き流していなかった。わたしはものすごい美少女らしい、とても上機嫌になった葵は、この世界はわたしのためにあるのだわ、という気持ちになって軽やかにスキップをしながら、門の下の坂道を下っていった。
〇
「胸が大きめの」とか、「べっぴんよ」とか、ユーモアいいですね。
まあ、ここまで描写してくれてあるので、
ここから先は、読者の「美少女感」にお任せするのが一番だと思います。
やっぱり、より優れているのは、二次元の美少女よりも、想像上の、脳内オーダーメイドの美少女。
と言うことで、最初は、絵の絵??を描こうと思います。
お楽しみに。