100円で水彩画を描く前に(その1)100均の紙
透明水彩画を描こうと思ったんですね。
なぜなら透明水彩画を見るのが好きだし、
これから描こうとする、佐野すみれさまの絵には良く似合いそうだから。
しかし、はたして、
100均の画材で、うつくしい水彩画を描くことはできるのか。
これから、しばらく、それを調査していこうと思います。
写真が多くて整理するのが大変なので、更新が遅めになりそう……。
今回、調査するのはコチラ。
ダイソーの紙。
どれも厚めでお絵描きに良さそうだと思いましたので。
左から、
DRAWING BOOK (D.B.),
DRAWING PAPER (D.P.),
エンボス・ペーパー(E.P. or C.P.)
です。
前回までのお絵描きに使っていたのは、DRAWING BOOK (D.B.)です。
これではじめて水彩画を描こうとしたら、紙がベコベコになってしまいましたが、なんでだろう、と思いました。
さあ、これから比較しながら実験していきます。
それぞれの紙を、節約のため、小さくA6の大きさ(A4の4分の1)に切って並べました。
そして下半分にハケで水を塗りました。普通の水道水です。
すると、
左端のD.B.は、みるみる水を吸います。吸水性がとても高いですねえ。
きっと紙の繊維がスカスカなのでしょう。水彩画でベコベコになるわけです。
次に、
それぞれ、ウェット・イン・ウェット(濡れ場でべっちょり)という、水で濡らした紙に、絵の具で絵を描いていく技法に向いているか、調べてみます。
これに、絵の具でラインを描きます。
ここで使ったのは、透明水彩絵の具、Ohuhuのローズ。
水で濡らした方は、絵の具がにじみます。
DRAWING PAPER (D.P.)と、エンボス・ペーパー(E.P. or C.P)は、まあまあキレイ。
こんどは、半乾きの状態で、ハケで上から水を塗ってみます。
すると、
こう。
どれも、乾いた所に塗った絵の具は、ほとんど落ちないけれど、D.P.と E.P.ならある程度、絵の具を落とすことができました。
100均の紙で水彩画を描くのなら、E.P.は小さすぎるので、D.P.が良さそうかな?
次回は、水彩紙と比較してみます。
お楽しみに。