『朝陽のショー』 緒形誠志先生 著 マンガっぽい絵を描く(その2):目隠しをして描いてみる……
今回は、セコンドのおっちゃんを描いていきます。
このおっちゃんの記憶はとてもあいまいです。
ただし、実物を見れば、これだって絶対に分かる自信がありますが、どうもよく思い出せない。
わたしの脳内の、おっちゃんの特徴は、
(間違っている自信、おおいにアリ)
1.片目に黒い眼帯をしている(左右どちらかは分らず)
2.お尻の形をしたハゲ
3.口髭がある
4.団ごっ鼻
5.出っ歯
6.腹巻をしている
です。
では、目をつぶって絵を描いていきます。
下描きは、しても見えないから、しません。100円のマジックで直に描きます。
サラサラサラ~。
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
じゃじゃん。
目を開けてびっくり!
ちゃんと顔になってます。
(あごがちょっとズレちゃいましたが)
そして、実物を調べて、比べると……
な、なんと、
奇跡!
記憶にあった、おっちゃんの特徴が、ぜんぶ合ってる!
うれしい~。
これはうれしい。
これなら、わたし似顔絵捜査官になれるかも。
縫い傷は覚えていなかったけれど、まあ、許容範囲内。
本当は、記憶とぜんぜん違った方が、ネタに出来たんですけどね。
これはこれで、結果オーライ。
では、次回は、
これと、
コレ
を、もとに構図と絵のタッチを考えていきます。
お楽しみに!
調べましたら、おっちゃんの名前は、丹下段平だそうです。