アニメっぽい絵を描く(その1)
アニメといっても、セルアニメーションとか、切り紙アニメーション、ペーパーアニメーション、人形アニメ・クレイアニメ、CGアニメーションとかいろいろありますよね。
切り紙アニメーションといえば、ユーリ・ノルシュテイン。
とても芸術的な作品を残されてます。この人に影響された人も多いのでは。最近ではセルアニメでも、この手法を取り入れてましたよね。「魔法少女 まどかマギカ」とか、新しい「ルパン三世」シリーズのいくつか。いいですよね~。
ペーパーアニメーションは、一枚一枚絵を紙に描いていくもの。ルネ・ラルーの「ファンタスティック・プラネット」とか有名。
あの、やわらかい美しい絵と、人がゴミのように殺されていくギャップ。この作品、結構すきです。
人形アニメだと、ヘンリー・セリックの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」とか「コララインとボタンの魔女」とか面白いですよね。これも大好き。
クレイアニメの、「ピングー」とか「ひつじのショーン」もいい。
CGアニメだと、ディズニー、ピクサー、ドリームワークスとかの作品はどれもすごく楽しい。ストーリーもいいし、絵も動きもすごく勉強になります。
今回は、「アニメっぽい絵を描く」と言っちゃいましたが、それはセルアニメーションっぽい絵です。
あの色数の少ない、ベタ塗りの絵。
実は、あれって、塗りが、とっても楽なんですよね。
アニメの、絵を大量に書かなきゃいけない、っていう仕組みに、すごくよく合っています。
それでいて、見慣れているので違和感がないし、
じつは、色や図柄は単純化していくと、それが魅力的になることがあるんですよね。
キュビスムとか、ポップアートとかみたいに。
では、どうやったら、絵はアニメっぽくなるのか。
つづきは次回。
どうぞ、お楽しみに。