その4
と、いうことで、方針が決まったので、絵を描いていきます。
この、新しく買ったペンタブレットには感動しました。
もう、楽!
鉛筆は削らなくていい!
ペンにインクは補充しなくていい!
絵具や、色鉛筆など、準備や後片づけをする必要なんてありません!
なんて、楽なんでしょー!
わたしのような、怠けものにぴったりの道具です。
間違って色をつけても、元に戻せるし、あとで色を変えることもできます。
どんどん絵を描いていって、上から下から重ねていくことができます。
これはレイヤーって言うそうです。
それから、見本を見ながら描いていくことも楽ちんですねー。
すばらしく、便利な道具であります。
感激です!
あ、一応、言っておきますが、わたし、ペンタブレットのメーカーの回し者ではありません。
ただ、いくつか欠点があります。
一番大きな問題は、
「紙に描くように、描きたい線が描けない」
て、ところですかねー。
画面を見ながら、別の黒い板の上で、ペンを動かしているから、しょうがないって言えば、しょうがないんですけど。
線は、絵の基本で、命でもあるから、これは大っきいですねー。
うーん。どうしようか。
お金はかけたくないから、とりあえず、慣れるしかなさそうです。
もうひとつ問題は、
使い方が、よく分からないってことですかねー。
参考書には、意味不明のカタカナとか、専門用語が多すぎです。
まあ、これは、ひとつひとつ学んでいく必要がありそうです。
そんなこんなで、羽黒祐介の清書をして、色づけし、適当に影と光を加えました。
あと、背景も適当に仕上げて、
ふたつを重ね合わせます。合わせたあとも移動させることができます。
それから、きれいに絵を切り出し、押印して完成です。
あ、そうそう、絵って、描こうとすると、物をよく観察しようとする癖がつくみたいですね。
それから、詩とか俳句なんかも詠んでいるうちに観察癖がつくって、近所のおじいちゃんが言ってましたねー。
それでは、次回は完成品の発表です。
どうぞ、お楽しみに!