しろうと式 論理的描画法
これから「お絵描き教室」をはじめます。
これを読んで練習すれば、誰でも、必ず、「上手に見える絵」が、描けるようになります。
絶対です。
少なくても、この程度の絵は、簡単に描けます。
↓
高山由宇先生著『おかえりなさい』より
( https://ncode.syosetu.com/n0290eu/ )
保証します。
こういう、単純な絵なら、5分くらいで描けるようになれます。
なんで、こんなに自信があるのかって?
それは、わたしが基本的に絵が上手くないからです。
そんな、わたしでも絵が描ける。
だから、みなさま、自信をもって絵を描き始めてみてください。必ず上達します。
数年前、ある幼稚園の女の子と小学生の女の子に、かわいいメモ紙をあげた時、彼女たちから、それに絵を描いてくれと頼まれました。
「何がいい?」と聞くと、小学生の子は、「ドラえもん」と言ったので、ドラえもんの絵描き歌を思い出して、それを描きました。
まあ、これは誰でも失敗しないと思います。普通に喜んでくれました。
次に、幼稚園の子に聞くと、その子は「しずかちゃん」と言いました。
「えっ!? し、しずかちゃん!?……」
わたしは、うろたえました。顔は知っています。何とか、脳内イメージをしぼりだし、描きあげました。
こんな感じ。
現物は、差しあげたので、これは再現した絵です。
(はずかしいので、すこしマシに描いてあります)
幼稚園の子は、喜びました。
小学生の子は、不思議な顔をして固まっていました。
大人は、大笑いしました。
おそれながら言うと、基本的な特徴はとらえていると思います。前髪とか、2つにまとめた髪とか……。
でも、これは「しずかちゃん」ではない。
何かが違う。
何がいけなかったのか?
おそらく、理由は2つあります。
1.「しずかちゃん」を脳内にインプットした時の方法が誤っていた。
2.「しずかちゃん」を紙にアウトプットした時の方法が稚拙だった。
これですね。もし見ながら模写したのなら、フィードバックしながら絵を修正できるので、「しずかちゃん」に近づけることが出来たでしょう。
もちろん、正しい方法なら、それが容易だし、誤った方法なら、いくら描いても似てこない。
ただし、
ただ、そっくりに描くのなら、コピーすればいいんです。
ただ、絵をリアルに描くのなら、写真を撮った方がいいんです。
「上手に見える絵」とは何か?
これから、その辺の所を明らかにしつつ、
絵を上手く描く人を増やして、みんなで楽しんじゃおう、っていうのが、この「お絵描き教室」の目的です。
わたしは絵を学んだことなんてない、素人ですから、玄人の方からすれば、とんでもないことを書いちゃうかもしれません。
もし、心あるプロの方、これを読まれたら、いろいろと、誤まった箇所を教えてくださり、アドバイスをいただけたら嬉しく思います。
それでは「お絵描き教室」の、はじまり、はじまり~。
いっしょに、『ピジョラの襲来』 ( https://ncode.syosetu.com/n4561ev/ )の挿絵を描きながら、練習していきましょう。