美少女(巫女)小説大賞 発表
みなさま、お待たせいたしました。
美少女(巫女)小説大賞の発表の時が、ついに、やってきました。
2か月ぶりの更新。
覚えてました? 忘れてませんでした?
美少女(巫女)小説の中から、
1.美少女(巫女)小説 大賞 1作
2.美少女(巫女)小説 読者賞 1作
3.美少女(巫女)小説 インスピレーション賞 1作
を決め、特別の背景を描く「メイキング」を記事にしちゃおう、という企画です。
美少女小説を書いてくださった先生、本当に、ありがとうございました。あらためて、お礼を申し上げます。
企画参加小説はこちらの6作。
1.『初恋は巫女』 若松ユウ 先生著
2.『おかえりなさい』 高山由宇先生著
3.『真なる美 真実の愛』 高山由宇先生著
4.『蟒池奇譚』 若松ユウ 先生著
6.『何でも叶えてくれる巫女さんがいるらしい……!』 IDECCHI51先生著
8.『ピジョラの襲来』 Kan先生著
なお、
5. 『 建武の茶香 ――美少女巫女 強欲淫乱権力者を成敗するのじゃ! ―― 』は、夢学無岳の自作のため、
7.『ミコミがあるわね! ~黄銅貨5枚の謎~』は、みのりナッシング先生が退会されましたので(昨日、気づきました。ショック)、
選考いたしません。あしからず。
● 美少女(巫女)小説 大賞
まず、大賞から発表いたします。大賞は、
「美少女(巫女)度(1~5)」 + 「文章力(1~5)」 + 「ストーリー(1~5)」 + 「 5 × M ÷ Mmax 」
M は作品中の文字数 ・ Mmaxは出品作品中の最大文字数 ・ 「 5 × M ÷ Mmax 」は、文字数が多い、頑張った作品を評価する補正です。
の得点によって選ばれます。20点満点。
ほんとうに、申し訳ない気持ちで、点をつけさせていただきました。だって、わたし自身、ひと様の作品に点数をつけられるほど、文章力も能力もないから……。
でも、勢いで企画を始めてしまった手前、「恥はかき捨て」とばかり、「えいっ!」とつけちゃいました。どうか、許してね。
それでは点数の高い順に発表します。
20.0点 『ピジョラの襲来』
17.9点 『おかえりなさい』
16.3点 『何でも叶えてくれる巫女さんがいるらしい……!』
よって、大賞は、
『ピジョラの襲来』 ( https://ncode.syosetu.com/n4561ev/ )
に決定いたしました。kan先生、おめでとうございます。
ユーモアたっぷりの小説、楽しかったです。美少女の入浴シーンもよかったです。(???)
大賞の一番の決め手は、「 5 × M ÷ Mmax 」。
どれも、とても素晴らしい作品なので、それ以外は、あまり点数に差がつきませんでした。
あらためて、kan先生、おめでとうございます。
● 美少女(巫女)小説 読者賞
次に、読者賞の発表です。読者賞は、
「 PV( ページの総表示回数 )」 ÷ 「作品の話数」 × 「ブックマーク数」 × 「感想数(主催者からの感想はカウントしない)」
の得点によって選ばれます。
これ、客観的な数字で決められるから、すごい気が楽。(27日にカウントしました)
点数の高い順に発表します。
2235点 『おかえりなさい』
1816点 『ピジョラの襲来』
1503点 『初恋は巫女』
よって、読者賞は、
『おかえりなさい』 ( https://ncode.syosetu.com/n0290eu/ )
に決定いたしました。高山由宇先生おめでとうございます。
不思議な、静かな感じのホラーです。怖くはありません。安心して読めます。
怖くなければ、ホラーじゃないって?
怖くなくてもいいんです。いい作品なら。わたし、血とか痛いの苦手ですから。
高山由宇先生おめでとうございます。もう、今日、今から背景、描いちゃいますね。
● 美少女(巫女)小説 インスピレーション賞
これは、インスピレーション( 好み )で選びました。
大賞と読者賞は、たった今、計算するまで、どの作品が受賞するか、まったく予想ができませんでした。
でも、インスピレーション賞は、読んだ瞬間に、決まりました。
それは、映像にしたら、刺激的な作品です。
ふだん、絶対に見ることが出来ない、シュールな絵がいいですね。
東京は、
飛鳥山公園、
その上に、
巨大な鳩が立って、
「くるっくー」と鳴く。
みんな大騒ぎ。
いいですね。
実は、読んだ時、すぐに絵を描いちゃいました。
これ、賞品じゃありませんからね。これを下描きにして、ちゃんと描きます。
と言うことで、
インスピレーション賞は、
『ピジョラの襲来』
に決まりました。大賞とダブル受賞です。kan先生、おめでとうございます。
次回から、この『ピジョラの襲来』の背景メイキングを連載していきます。
今までと、またちょっと、趣向を変えまして、
「お絵かき教室」っぽい感じで行きます。
読んで練習するだけで、誰でも絵が、みるみる、上手くなる。
( 上手い絵のように錯覚させることができる )
わたしは人に教えられるほど、絵は上手くはないから、そこで笑いがとれるといいですね。
どうぞ、お楽しみに。
では、これから、『おかえりなさい』の、挿絵背景を描いていきます。
● 引用
澪は、地元の氷川神社の巫女だ。
神主の娘である澪は、氷川神社の跡取り娘である。そして、私の幼馴染みでもあった。
澪は、子供の頃から目鼻立ちの整った美形であったが、年を追うごとにその美しさに磨きをかけるようになった。また、神職に就いているがゆえか、はたまた常日頃身に纏っている巫女装束が魅せる技か。後頭部の辺りにぼわっと、神々しいまでの輝きを放っているようにすら見えることもあった。
悪霊とは、積極的に生きている人々に干渉し、その人を迷わせ堕落させようとする者のことをいう。それに対し悪霊とは、死んだことに気づけず、どこに向かうべきなのかわからずに彷徨い続け、その過程でただ周りの人々に気づいて欲しくてこの世に干渉してしまう者のことをいうのである。
そして悪霊は、長くこの世にとどまり続けることで悪霊となる危険性を孕んでいる。
●
『おかえりなさい』は、美しい巫女、澪と悪霊のお話。
不思議な、何が起きているのか分からない、ただならぬ雰囲気があります。
挿絵も、そうしませんと。
ロケは林の中にして、くらーい、不穏な空気を描きます。
明度を落とし、色をにごらせます。
林の中にいる感じを出すために、巫女にまだらの影をつけます。ただし、顔は汚くならず、不自然じゃないくらい。
サラサラサラ~。
できました。
それでは、完成した挿絵の発表です!!!
ドロ
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ドロ
ドロ
えーと、このドロドロというのは、ドラムロールの音です。
ドロ
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ドロ
ジャジャーン!!!
高山由宇先生おめでとうございます。よかったら、この挿絵も使ってください。
なお、もしこの挿絵を使いたい方、いらっしゃいましたら、高山由宇先生に許可をいただくと、自由に使うことができます。
みなさま、ありがとうございました!
それでは、また次回。
ごきげんよう。