その7 美少女の仕上げ
今回は、美少女を仕上げていきます。
前回はここまで出来ました。
このままだと、絵が薄っぺらく、味もないので、まず絵の厚みをつけます。
この絵は、シルクやキャンバスではなく、画用紙に描いたと想定してあるので、
画用紙の模様を薄く重ねます。
こんな感じ。
それから、空気の流れや、ちょっとした緊張感を出すために、細い線で「波」を描いて重ねます。
こう。
たぶん、この画面の縮小表示だと分かりにくいかも。
クリックして画像を最大化にするとよく見えます。
まあ、波はよく見えなくてもいいです。サブリミナル効果があるでしょう。
次に、空気を描きます。
美少女は遠方から見ているので、(2~30メートルくらい?)
その厚さの空気があります。
このままだと、美少女が背景から浮きすぎちゃっているので、この空気を描くと、全体がまとまっている感じが生まれるかも。
こんな感じ。背景を薄くして上に重ねました。
微妙な違いだけれど、分かるかなぁ。
あまり濃すぎても、薄くてもだめ。
ほんと、ビミョー……。
そして、全体のバランスを見ながら、おかしい所を修正していきます。
まずは、襟足、これはすごく不自然で笑われちゃいますね。
直します。
前髪も、整い過ぎないように、若々しさが損なわれない程度に揃えます。
(美少女ですから)
それから、モニターを変えて見ると、髪の毛が黒く潰れて見えるところがあるので、これも修正。
適当に描いておいた髪飾りを、ちゃんと描き直します。
肌もきれいにします。
最後に、絵を消したり修正したりして生まれた汚れを、消していきます。
それで完成。
では、美少女のお披露目です!!!
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ドロ
ジャジャン!!!
はじめは、こんな絵だったのが、
こうなって、
努力とペンタブのおかげで、こんなんなりました。
まるでイリュージョン。絵の、高須クリニ◯クやー。
みなさま、ありがとうございました。
次回は、この絵を題材とした小説を大募集いたします。
みなさまお楽しみに!
え? 顔? そうそう、次回までにちゃんと描いて仕上げないとね……(汗)。
でも、下手に描くより、このままの方が美少女に見えたりして……。