その2 美少女とは何か
本日の、活動報告に下の「月を食べようとする龍」の写真を載せましたところ、
かの檸檬絵郎先生からこのようなメッセージをいただきました。
先生ありがとうございます。
● 引用
月を食べようとする龍……なんか小説になりそうですね。
美少女もいいですけど、こちらも題材として提供されては? 人によって様々な作品になりそうです。
とりあえず、即席で思いついたタイトルだけ置いていきます(笑)
『月を食う竜』……自分探し系ヒューマンドラマ、あるいは恋愛もの?
『お茶の畑と竜の月』……ほのぼのスローライフ系?
『転生して目覚めたら、大空をかける龍がお月さんを食おうとしていたので慌てて退治しに出かけます』……なろう系小説?
……なんだこれw
●
面白そうなので、この写真をお題とした小説も同時に募集いたします。
檸檬絵郎先生は提案者なので、絶対に書いてくれるはずです。
(待ってます。ウルウル)
書いてくださった先生には、上の写真を自由に挿絵として使えるという特典があります。
「うわっ、いらねー」なんて言わないでね。
それから、その作品をこのエッセイで紹介させてください。
みなさまよろしくお願いいたします。
○
さて、話は戻り、
これから美少女を描いていくのですが、
描く前に何をすべきなのか。
まず、
「美少女とは何か」
ということを明確にしておく必要があると思います。
この人、また何か面倒くさいこと考えようとしている、なんて思ってませんか?
面倒くさい。
確かに面倒くさいかもしれませんが、これは非常に大切なことです!
それを乗り越えた先に、美少女が待っているのです!
(しょーもないですねー)
でも、これはそんな難しいことじゃぁありません。
人から、「美少女を描いてくれ」と頼まれたのなら、けっこう大変です。
なぜなら、自分とその人の価値観(美少女感)が異なるからです。
でも、自分で描こうと思った時には、何が美少女なのか、自由に決めることが出来るのです。
と言うことで、これから私の「美少女とは何か」の条件を記していきます。
(女の子であることは必須条件です)
ひとつ。
「姿勢が美しい」
これですね。美少女の画に描くにはこれが一番大切かなぁ。
ふたつ。
「所作、しぐさが美しい」
絵は静止画です。だけど、どのように動き、これからどのように動こうとしているのか、絵はその一瞬を切り取りますから、それを表現できます。大切ですねー。
心は姿勢、そして所作にあらわれます。だからしぐさを描くと心を描ける。
たとえモデルが故意に姿勢と所作を作り上げて心を偽ったとしても、見る人にとってはそれが「本物」ですもんね。
みっつ。
「言葉が美しい」
美しく話す人や、美しい文章を書く人は文句なしに美しい人ですね。
絵には関係なかった……。
でも大切な条件。
よっつ。
「肌と髪が美しい」
古来、色白は七難隠すとか、髪は女の命とかありましたっけ。
色白は、外で働く必要のない高貴な身分を連想させるだけでなく、病気(特に皮膚病、昔は籟とか疱瘡、梅毒…)をもってない証拠として捉えられていたかもしれませんね。
髪を艶やかにして、肌の色を白く塗れば、たいてい、美人画になります!
(ホントかね……。乱暴すぎかもね)
他に、何か美人の条件ってあるかなぁ……。
うーん。
みなさまに聞いちゃおう。
もしあったら絵を描く時の参考にさせていただくので、ぜひ教えてくださいー。(ペコリ)
次回は、構図を考えていきます。
お楽しみに!