その2
わたしの、はじめてのデジタル絵の挿絵は、
若松ユウ先生の作品、『籠の中の鳥は』に捧げられました。
( https://ncode.syosetu.com/n0132ef/ )
その理由、
それは、若松ユウ先生が、わたしの作品のタイトルを考えてくれたからです。
挿絵は、そのお礼です。
(自慢ではありませんが、わたしは自分の作品のタイトルすら、他人に考えてもらうほどの、怠けものなのでした)
しかし、お礼といいつつ、出来栄えに関係なく、挿絵を受け取らねばならない点で、若松ユウ先生にとっては、罰ゲームです。
これから先も、わたしに挿絵を描かれた作家さまは、たとえ、どんなに絵が気に入らなくても、
それを掲載しなければいけません。
これは呪いです。
呪いの挿絵です。
ただし、挿絵を描くにあたっては、その描く作品を、とことんまで、読み込んでいきます。
大切なのは、
作家さまと、その作品に対するリスペクト!
たとえプロでも、作品への理解がない絵師さまに、挿絵を描いてもらうより、
作品を理解する人が、描いたほうがいいですよねー。
(下手でも)
そうこうしているうちに、次に描く作品が決まりました。
Kan先生の、
『名探偵 羽黒祐介の推理 ー紅葉と雪に彩られた警官殺しの物語ー』
です。
Kan先生は、よろこんで、挿絵の制作と掲載を、承諾してくれました。
Kan先生、ありがとうございます。
そして、今のうちに、謝っておきます。
たとえ、どんなにひどい絵となっても、使わないといけませんからねっ。