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その4 冬のオシャレコーデ

 今回は赤神茜の、冬のオシャレコーデを考えていきます。



 ●


 IDECCHIイデッチ51先生のご注文


 赤神茜

 171㎝、赤髪、ポニーテールにしてます。胸アリ。マドマギの杏子みたいな感じ。目元に隈があるのを忘れずに。髪は黒ゴムで結んでます。とりあえず冬のオシャレ。コーデは夢学様に任せます。信じます(笑)箒は普通の箒です(笑)


 EVE

 161㎝、黒髪、胸ナシ。とある科学の超電磁砲にでてくる布束さんみたいな顔と髪型をしてます。左腕に無数の英数字刺青が入ってます。服装は黒いワンピースドレスで。寒いでしょうが、彼女は変わり者なのでそれで大丈夫です(笑)


 ●



 IDECCHIイデッチ51先生は、


「とりあえず冬のオシャレ。コーデは夢学様に任せます。信じます(笑)」


 と、言っていますが、これは、きっと先生の罠です。


 いえ、罠、というよりは、挑戦、と受け取った方がいいでしょう。



「コーデは夢学様に任せます」なんて言われて、


 その年の流行を考慮して、コーデを決めてしまったら、先生に侮られてしまうところでした。


 あやうく引っかかるところ。


 まったく、油断も隙もありませんねー。




 では、どうするのが正解なのか?


 それは、ここに隠されている、哲学を読み解かねばなりません。



 基本となるのは、古代中国で生まれた、「陰陽五行論」です。


 万物を、陰陽の2つ、五行の5つに分類し、その関係を構築し、理解しようとする哲学体系です。



 彼女たち、2人のキャラは、


 この「陰陽五行論」にのっとっていると言ってよいでしょう。



 結論から言ってしまえば、 



 赤神茜が「陽」であり、EVEが「陰」。


 そしてまた、


 赤神茜が「火」であり、EVEが「水」なんですね。



 なぜなら、


 まず、


 身長が、赤神茜が、171㎝、EVEが、161㎝。(陽と陰)


 それから


 髪色が、赤神茜が、赤、EVEが、黒。(火と水)


 また、


 赤神茜が、胸アリ、EVEが、胸ナシ。(陽と陰)



 赤神茜は髪を1つにまとめるポニーテール。1というのは1から9までのうち、始原の「陽数」。


 赤神茜が髪を黒ゴムで結ぶというのは、


「陽中に陰あり、陰中に陽あり」という、この哲学の基本を表現しています。



 きっと、EVEの左腕にある無数の英数字の刺青いれずみは、半数以上が偶数(陰数)なのでしょう。


(ホントかね?……)



 つまり、EVEのワンピースが、黒(水・陰)であるのなら、赤神茜のコーデはその反対のものでなければ、いけません。



 そう、そして、最も重要なことは、



 IDECCHIイデッチ51先生は、みなさまの娯楽として、この魔法少女の作品を執筆したわけではないのです。



 物語に、哲学を織り交ぜ、みなさまを教え導こうとされているのです。



 だから、われわれは、この作品を最後まで読み、先生のメッセージを真摯に受け取らねばならないのです。



 きっと、人生を豊かに、大きく変えるような経験をするに違いありません。






 IDECCHIイデッチ51先生へ



 こんな感じに、ハードルを上げておきました。


 執筆、頑張ってください♡


 (愉快犯より)






 次回は、ポージングについて。


 お楽しみに!









次回は近いうち!

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