表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

100/111

『カーネル・ダグラス物語』Kan先生著 その6(コーヒーで描く問題)


「コーヒーいいじゃん」と思いましたが、すぐに、ある問題を発見しました。



色が定着せず、色落ちがすごい。



また、絵がベトついて、ティッシュで水気を吸い取ろうとすると、ティッシュが破れて貼りついて取れなくなってしまうことがありました。




分かりやすいように、こんな実験をしました。


適当な絵を描いて、1日置いて、よーく乾かします。


それを傾斜させたバットに載せます。



挿絵(By みてみん)



スプレーで水をかけます。



挿絵(By みてみん)



水をかけた瞬間、絵が融けて、



挿絵(By みてみん)



白くなりました。


すごい!


こすらずにコレ。


まるで、洗剤のCMみたいですねー。




色が落ちるのも、ベト付くのも、インスタントコーヒーの親水性が高いからでしょうか。


詰め替えパックは、すぐに捨てちゃったけれど、


たぶん袋に「冷たい牛乳にもすぐ溶ける」って書いてあったと思います。


ソレか!


冷たい牛乳にすぐ溶けるんなら、ただの水になら、チョー溶けることでしょう。




水との親和性が高いので、絵の保存という点では、大きなデメリットがありました。


保管、展示する場合には、ラミネートフィルムとかで、しっかり防湿対策を施す必要がありそうですね。



しかし、その一方、メリットもあります。



水彩用紙を洗い流して、きれいに白く戻るのなら、ケチケチ使わないで、大胆に使って、ホワイトボードみたいに何度も描けます。


これはエコ。


いいですねー。



また、色を簡単に「抜く」ことができるのなら、マスキング液などを使わないで、簡単にハイライトを入れることができます。


と言うことで、




今回は、紙を切らないでB5サイズのまま描いてみます。


中世風の街並み。


サラサラサラ~。


じゃじゃん。



挿絵(By みてみん)



さきに背景を描いちゃって、それから、水をつけた筆で人物をかいて、雑巾でふくと……


(ティッシュだとくっ付いちゃう可能性があるので雑巾です)



挿絵(By みてみん)



あら不思議。


白い人物が浮き出てきます。


面白いですねー。




ふと思いましたが、コーヒーで、超精密な上手な絵を描いて、


それを水に溶かす動画を撮影して、逆回しに再生したら、オモシロい映像が見れるかもしれませんねー。


誰かユーチューブとかでやってくれないかな。




ちなみに上の絵。


ちょっと寂しいので、ある個所に、何かを、ひとつだけ追加しました。


新企画 「大人も子供も楽しめる新しい異世界小説を読ませてください」


( https://ncode.syosetu.com/n7551fo/ )


で、お確かめくださいませ。



何が変わったのかはクイズです。


わかるかな? 


5秒以内に分かった人は、IQ130レベル?




つづく。


お楽しみに。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ