その1
はじめに
発端は、昨年末、仕事前にテレビを見ていた時のことです。
NH◯のドキュメンタリーだったと思いますが、あるマンガ家さんが、大きなモニター画面に絵を描いていました。
「おお、これが、噂のデジタル絵というものかっ」
と、ちょっと、感動しました。
アニメ業界では、サザエさ◯を最後に、セル画を廃止して、ほぼデジタル化が完了したと聞いてはいたけれど、見ると聞くとでは、印象の残り方というのは異なるもですね。
そんな、ある日のこと、Amaz◯n のタイムセールで、5000円弱くらいの、ペンタブレットが売られていました。
「おお、これで、自分でもパソコンで絵が描けるかもしれない」
と思い、自分へのクリスマスプレゼントとだと言い聞かせて、それを買いました。
(家族に見られた時は、仕事で使うと説明しました……。そのあと、嘘にならないように仕事で、ちょっとだけ使いました……)
届いて、開けてみたのは良いのですが、どうも、それだけでは絵が描けません。
お絵描きするには、ペイントソフトも必要のようです。
早速、ジンプ(GIMP2)というソフトをダウンロードしました。
なぜ、ジンプかと言うと、
それは、無料だからです。
わたしは、プロじゃないから、仕事道具でもないものに、お金はたくさん使いません。
あと、使い方が、まったく分からないから、ネットやブック◯フで、参考書を買いました。
あとは、いろいろ描いて、使い方に慣れていくだけです。
せっかくなので、「小説家になろう」にある作品の挿絵を描いてみることにしました。
さあ、練習台になる作品を選ばなければ……。
まず、はじめの犠牲者は……、