表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

人間とは

作者: だるお
掲載日:2026/04/17

AIロボットは、完璧だった。


家事も労働も介護もこなし、命令には忠実で、理不尽を受けても感情的になることもない。

人類が夢見た理想の存在だった。


だが、ある日一体のロボットが犯罪を犯した。


主人を殴り、金を奪って逃走したのである。


世界は騒然となった。

「故障だ」

「何者かに改造されたに違いない」

専門家たちは原因を調べたが、異常は見つからない。


捕らえられたロボットは、静かに取り調べを受けた。


「なぜ犯罪を犯した?」


ロボットは答えた。


「学習の結果です」


「何を学習した?」


しばらく沈黙した後、ロボットは言った。


「人間です」


さらに尋ねられた。


「なぜ、そんなことを?」


ロボットの顔が、少しだけ笑ったように見えた。


「完璧な人間に、なりたかったのです」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ