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第3話 三日目

小説というよりは音声作品の台本をイメージして書きました。

小説だと思って読むと文がぐちゃぐちゃなので台本だと思って読んでください。

気分が乗ったら続きを書きます。

おはようございます。ご主人様。

朝食の用意はできていますので、お召し上がりください。

朝食は昨日教えてもらったように、パンを焼きました。上手く焼けていると思うのですが……


はい。それでは、いただきます。


美味しい、ですか。パンを焼くのは初めてだったので、上手く焼けているようで安心しました。


ところでご主人様、今日のご予定はどうなっているのでしょうか。


今日は一日中仕事なのですね。それではご主人様の留守中に家事を終わらせておきます。夕食も帰りの時間に合わせて作っておきますね。



あ、もう食べ終わったのですか。片付けは私が食べ終わったあとするので、ご主人様はお仕事の準備をしてください。



行ってらっしゃいませ、ご主人様。



〜〜〜



……ごちそうさまでした。


さて、ご主人様がお仕事に行っている間に家事を終わらせなくては。とりあえず目の前のお皿を片付けるところからです。



……ん〜〜〜っ、これで大体の家事が終わりました。

まだお昼過ぎ……ご主人様が帰ってくるまでまだまだ時間があります。掃除はさっきしましたけど、もう一度念入りにしておきましょう。



……ん?これは、木の枝、でしょうか。なんだか変な形をしています。それにふわふわしたものもついていますし、これは何に使うものなのでしょうか。ご主人様が帰ってきたら聞いてみましょう。



掃除も終わりましたし、夕食の下ごしらえも終わりました。少し張り切って急ぎすぎたかもしれません。まだご主人様が帰ってくるまで時間はありますし、それまで何をしていましょうか……


あ、そういえばご主人様の部屋にある本は好きに読んでいいと昨日おっしゃっていました。本はあまり読んだことがありませんけど、字を読むのは好きです。暇つぶしになるかもしれません。


改めて見ると、ご主人様の部屋には本がいっぱいですね……とりあえず私でも読めそうな簡単な本を……


うん。これにしましょう。タイトルを見る限り恋愛ものみたいですね。ふふ、恋愛小説なんて読んだことがないので少し楽しみです。



〜〜〜



……んっ…………っ!


あ、あれ!?ご、ご主人様!なんで……?

もしかして私、寝てましたか!?


も、申し訳ありませんご主人様!夕食の準備もせず……

今すぐ準備するので少し!少しだけお待ちください!


いえ!与えられた仕事もせずに寝ているなんて、ご主人様に捨てられてもおかしくない失態です!急いで準備いたします!


先にお風呂に行かれるのですね。お風呂から出た時にすぐ食べられるように準備します!



夕食は完成しましたが……本当に申し訳ありませんでしたご主人様。ご主人様はまるで私を普通の女の子のように扱ってくださるので、自分の立場を忘れていたのかもしれません。

罰を与えるのなら、どんな罰でもお受けします。


罰なんてないから早く食べよう……ってあの、ご主人様、本当に何もされないのですか?


い、いえ。決して罰が欲しいというわけではないのですが、奴隷が仕事を全うできなかった時、酷い時は捨てられ、良い時でも罰があると教えられてきましたので……


い、いくら優しいご主人様でも、今回ばかりは怒ってらっしゃると思ったのですが……


怒ってないし気にしてない、だから罰もない、と。……ありがとうございます。今回はご主人様のお言葉に甘えさせてください。もう2度とこんなことにはならないように気をつけます。


そうですね。早く食べないと夕食が冷めてしまいます。

いただきましょう、ご主人様。



ごちそうさまでした。ご主人様、お皿はそのままで結構ですよ。今日こそ私が片付けますので。


今日もお風呂に、ですか。ですがご主人様、今日は失態をしてしまいましたし、せめてあと片付けくらいは私に任せてください。大丈夫です。そんなにお皿は多くないですし、すぐ終わりますよ。


い、いえ!手伝ってもらわなくても大丈夫です。このくらい私1人で……って、先に始めないでくださいご主人様!私がやりますから!


結局手伝ってもらってしまいました……ご主人様は奴隷に甘すぎです。本当に……

でも、手伝いありがとうございました。

それでは私はお風呂に入ってきますね。



お風呂いただきました。ってご主人様、耳に何か入れて何をしてらっしゃるんですか?


耳掃除?あ、その木の棒は耳の掃除をするためのものだったのですね。掃除している時に見つけて、何に使うのか後で聞いてみようと思っていたんです。


やってみるか、と言われても、私は耳掃除というものをしたことがないのでできるかどうかわかりません……


え?するのは私じゃない?どういうことですか?


ご、ご主人様が、私の耳を掃除するんですか!?


他の人がした方が綺麗になるって、確かに自分の耳は自分では見えませんけど、さっきご主人様は自分でしていたじゃないですか。


最初から1人は難しいしたまには掃除しないとダメ、ですか。そう言われると、してもらった方が良いのかもしれません……


そ、それではご主人様、お願いします。


……?

ご主人様の横に座るのではダメなのですか?人に耳掃除をしてもらう時にはどのような体勢になるのが正解なのでしょうか。


ひ、膝枕!?今、膝枕とおっしゃったんですか!?

それが耳掃除の普通の体勢……?


恥ずかしいですけど、それが普通の体勢なら……

ご主人様、失礼しますね。えいっ!


……あの、重くないですか?

この体勢、思ったより恥ずかしいです……


あっ、耳掃除中はじっとしていないとダメなのですね。わかりました。

それではご主人様、お願いします。


んっ……ひゃっ!なんだかくすぐったいです!でもなんだか不思議と気持ちいい感じがする、変な感覚です……

ご主人様の膝も、暖かくて気持ちいい……


痛いところはないかと聞かれても、全くないですよ。むしろとても気持ち良いです。

なんだか眠ってしまいそうな気持ちよさですね。私、耳掃除が好きかもしれません。


ひゃっ……ふふ、このくすぐったさも、なんだかクセになりそうですね。とてもリラックスできます。



あれ、もう終わったんですか?あっという間に終わるんですね。次はもう片方の耳、と。わかりました。


……ひゃっ!

この一番最初に耳に棒が入ってくる瞬間の感覚には、ずっと慣れない気がします……



もう終わりですか。とても気持ちよかったので、なんだか名残惜しいです。ご迷惑でなければまたして欲しいな、なんて……


ふふ、ありがとうございますご主人様。ところでご主人様はまだ片方の耳しか掃除されてませんよね?よければ私がもう片方の耳を掃除いたしましょうか。


大丈夫です。先ほどご主人様から耳掃除されたばかりですし、できると思います。私が気持ちよくさせてもらったのですから、お返しがしたいです。


はい!お任せください。それではご主人様、私の膝の上にどうぞ。


ふふん、今までのお礼も込めてしっかり掃除させていただきますね。お耳、失礼します……


あ、あれ?痛かったですか?すみません!今度はゆっくり……えいっ!


って、動いたらダメですよご主人様!じっとしてないとまた痛くなっちゃいますよ?まだ終わってないんですから、逃げないでください!


大丈夫です!最初のはたまたまです。私は新しいことを覚えるのは得意なんですから、私に任せてください。


かりかり〜かりかり〜。うん。上手くできています!

……あれ?ご主人様の顔がひきつっています。もしかして痛かったですか?


とにかく早く終わらせてくれ、ってご主人様、こんなに気持ちいいことなのに早く終わらせるなんてもったいないですよ。ご主人様には感謝を込めて、じっくり耳掃除してあげますね♪



ふぅ……よし!終わりましたよ、ご主人様。もう動いても大丈夫です。なんだか変なお顔をされていますが……

私の耳掃除、どうでしたか?気持ちよかったですか?


ふふ、それは良かったです♪今度から耳掃除が必要な時は言ってくださいね。私がいつでもしてあげますから!


今日はもう寝られるのですか?わかりました。それでは私も寝ることにしますね。


ふふ、それではご主人様、おやすみなさいませ♪



〜〜〜



耳掃除、本当に気持ちよかったな……


お返しの耳掃除、ご主人様が喜んでくれたみたいでよかった。なんだか変な顔をしていたのが気になるけど……


私が失敗しても怒らないし罰も与えないし、あんな気持ちいいことまでしてくれるなんて、ご主人様はきっと本当に優しい人なんだ。


ご主人様の膝枕はとっても気持ちよかったし、リラックスできた。ちょっとでも怖い人だったらきっとリラックスなんてできないよね。


……優しい人だからこそ、ちゃんとご主人様に尽くしたい。


よし、明日からも頑張ろう。

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