第19話 六十日目&六十一日目
小説というよりは音声作品の台本をイメージして書きました。
小説だと思って読むと文がぐちゃぐちゃなので台本だと思って読んでください。
気分が乗ったら続きを書きます。
はい、わかりました。明日はお仕事がお休みなのですね。
ここ数日はお休みが多くて嬉しいです。明日、私はお買い物に行きますから、もしよろしければご主人様も一緒に行きましょう?
はい!楽しみにしていますね♪
……あっ、もうこんな時間でしたか。私はそろそろ寝ますね。ご主人様も、明日がお休みだからって夜更かしをしてはいけませんよ。
それではご主人様、お休みなさいませ。
〜〜〜
……ん……うん……
……あれ?
ふぁあ……目が覚めてしまいました。外は……まだ暗いですね。今は何時なんでしょうか。
1時半、ですか。どうりでまだ暗いはずです。私が寝てから3時間ちょっとしか経っていませんし、なんで目が覚めてしまったのでしょう?
寝直そうにも完全に目が覚めてしまいましたし、すぐには寝付けそうもありません。うぅ、明日のお買い物デートに備えてゆっくり休もうと思っていましたのに……
とりあえずお水でも飲んでから、少しだけ本でも読んでおきましょうか。まだ少ししか寝ていないのですぐ眠くなるでしょう。
〜〜〜
…………
……あれ?リビングに明かりが付いています。流石にご主人様はもう寝ているでしょうし、消し忘れでしょうか。もう、ご主人様ったらおっちょこちょいなんですから……
って、あ、あれ?ご主人様?
ご主人様、まだ起きていらっしゃったのですか?
い、いえその。私はたまたま目が覚めてしまって、お水を頂こうと思って来ました。ご主人様の方こそ、こんな時間まで何をしていらっしゃるのですか?
ねざけ……?ご主人様、ねざけとは何でしょうか。
ふむふむ、寝る前にお酒を飲むこと、ですか。ご主人様はあまり夕食の時にお酒を飲みませんから、いつ飲んでいるんだろうとは思っていましたけど、こんな夜遅くに飲んでいたのですね。
……夜更かししちゃダメだって、私言いましたのに。ご主人様は夜な夜な1人でこっそりお酒ですか。
……べ、別に謝ることではないですけど……なんで今まで黙っていたんですか?夜にお酒を飲むのがご主人様のご趣味なら、言って頂ければ良かったのに。隠し事をされていたみたいで、なんだかちょっと寂しいです。
……私に止められると思ったから……?
ま、まあ確かに私はご主人様の健康にも気を遣っていますから、あまり飲みすぎているようでしたら止めますけど……ご主人様のご趣味を奪ったりはしませんよ。
……もしかして私、自覚がないだけで普段からご主人様に厳しいんでしょうか。私に言うことを躊躇うくらい、強く止められると思われていたんですよね……?
もしそれでご主人様に窮屈な思いをさせてしまっていたのなら……
えっ?言うタイミングを逃した、ですか?
ま、まあ確かに。そういう話題にでもならないと自分からは言わないでしょうし。私はお酒を飲まないので自分から言うタイミングなんてないですよね。
すみませんご主人様。また変な思い込みをしてしまいました。この悪い癖、直そうと思っているのですがなかなか直らなくて。
あっ、ご主人様はまだお酒を飲んでいませんよね。邪魔をして申し訳ありませんでした。私は自室に戻りますので、ご主人様はゆっくりお酒を楽しんで下さい。
え?もうかなり飲んでいるのですか?
もう、私に見つかったからって、遠慮なんてしなくていいんですよご主人様。本当はまだ全然飲んでいないんでしょう?そのお顔を見ればわかりますよ。
……え?本当にもうかなり飲んだ後なのですか?
で、でも。ご主人様のお顔、いつもと同じです。それに喋り方と動き方も、普段通りじゃないですか。
お酒を飲んだ人はお顔が真っ赤になって、うまく喋れなくて、足元がふらふらしているものなのですよね?私、何か間違っているでしょうか。
そうならない人もいる、と。そうだったのですか。私はてっきりお酒を飲んだ人はみんなそうなるのかと思っていました。ご主人様はお酒にお強いのですね。
……正直に言うと安心しました。お酒を飲んで少し変になっているご主人様を、あまり見たくはありませんでしたから。
…………
でしたらその、ご主人様。1つお願いがあるのですが、よろしいですか?
はい、そのお酒を私にも一杯頂けませんか?
お酒を飲むと変になると思っていましたから、今まであまり飲もうと思ったことはありませんでしたけど、少しだけなら大丈夫……なんですよね?
ご主人様が飲んでいるそのお酒、どんな味がするのかは前々から気になっていたんです。
それによく考えたら、私は自分が何歳なのか知りません。確かに背は低いし、おっぱいは小さいですけど、そこまで子供でもないと思うんです。
……ダメ、でしょうか。もちろん一杯だけです。どんな味がするのか気になっているだけですから。
ありがとうございます♪ふふ、それではコップを持って来ますね。
これがお酒……すんすん、なんだかりんごの匂いがします。これはそういうお酒なのでしょうか。
はい、それではいただきます。
んっ……んっ……んっ……ふぅ。
なんというか、思っていたより普通の味ですね。普通のジュースの中に、少しだけ苦味があるような……?
でも嫌な苦味ではないです。美味しいですねこのお酒。
んっ……んっ……ふぅ……あれ?
もう終わってしまいました。ご主人様、私の顔は赤くなっていますか?
やっぱりそうでしたか。私もお酒に強いのかもしれませんね。このお酒はとっても美味しいですし、もう一杯飲みたいです。私はお酒に強いみたいですし、飲んでも大丈夫ですよね。
え?一杯だけの約束……?もうご主人様ったら、まだたくさんあるんですから、いじわるしないで下さいよ。それにこのコップ、いつもより小さいですし。二杯くらいがきっとちょうど良いはずです。
ふふ、それではいただきますね♪
んっ……んっ……んっ……ぷはっ。
やっぱり美味しいです♪こんなに美味しいものを独り占めするなんてダメですよご主人様。次からお酒を飲むときは、私にも教えてくださいね♪
んっ……んっ……ぷはっ。
あれ?またなくなっちゃいました。ご主人様、もう一杯だけいただきますね♪
え?もうダメ……?うぅ……なんでそんないじわるいうんですか?あといっぱいだけ、いっぱいだけですから。
ほら、みてくださいよこのコップ。こんなに小さいんですよ?このコップでのめば大丈夫ですって。
ふふっ、ありがとうございます♪ご主人様だいすきです♪
んっ……んっ……んっ……ぷはっ。
…………
…………うぅ……
ひぐっ……うっ……うぅ……ごしゅじんさまぁ……
ごしゅじんさま……ごしゅじんさま……
うぅ……ひっく……ひっく……
ぐすっ……うぅ……ごしゅじんさまは……わたしのことどうおもってるんですか……?
わたし……わたしはごしゅじんさまのことがだいすきで、だいすきで、だいすきですけど……っ……
ごしゅじんさまは……ひっく……ごしゅじんさまは……
わたし……うぅ……へんですから……おかしいですから……ほかのおんなのことはちがいますから……ぐすっ……
ごしゅじんさまは……むりとか……してないのかなって……ひっく……きがかわったりとか……してないかなって……っ……うぅ……
たまに……よるとか……しんぱいになるときがあって……うぅ……ごしゅじんさまも……わたしのことすきって……いってくれて……それをしんじてるはず……なのに……っ……
こんなこと……っ……しんぱいすることがしつれいだって……ひっく……うぅ……わかってるのに……
ごしゅじんさま……ごしゅじんさまぁ……
ごしゅじんさまがいなくなったら……わたしっ……
ひっく……ひっく……あ……れ……?
わたし……いつのまに……?
ごしゅじんさま……わたしをだきしめてくれて……うぅ……いるのですか……?
わたし……しゃべるのにむちゅうで……きづかなくて……ごめんなさい……
あ……れ……?
なにを……しゃべっていたんでしたっけ……?
なんだかあたまが……ひっく……ぼーっとして……
ふふ……ごしゅじんさまったら……そんなにすきっていわなくても……わかってますよ……♪
もう……ごしゅじんさまはほんとうに……ひっく……わたしのことがだいすきなんですから……♪
わたしも……っ……だいすき……ですよ……♪
ごしゅじんさま……♪
ごしゅじんさま……♪
ごしゅじん……さ……ま……
〜〜〜
翌日
〜〜〜
…………
……んっ……うぅ……
……あ……頭が痛いです……
朝、ですよね……?昨日は確か、変な時間に目が覚めて、ご主人様のお酒を一杯だけ頂いて、それがとっても美味しくて……
いたた……それからどうしたんでしたっけ?
それに、なぜ私はご主人様のベッドで一緒に寝ているのでしょう。えっちなこと……はしてないと思いますけど。覚えていないだけでしちゃったんでしょうか。
あっ、ご主人様。おはようございます。
私、頭が少し痛いのですけど、これが俗に言う二日酔いというものでしょうか。あのお酒を一杯……いえ、二杯だったでしょうか。少し飲んだだけですのに、お酒に強くても二日酔いにはなってしまうのですね。
何も覚えてないのか、ですか?何をでしょうか。確かにお酒を飲んだ後のことは少し記憶が曖昧ですけど。もしかして私、また変なことをしてしまいましたか?
なんでもない、ですか?それなら良いのですけど。
……?どうかされましたか?なんとも言えない微妙な表情をされていますよ。
え?悩みがあれば言って欲しい……?
ありがとうございます。でも今の私に悩みはないので大丈夫ですよ。あの、本当にどうされたのですか?やっぱり昨日あの後何かあったのでしょうか。
……?おかしなご主人様です。
えっ!?だ、抱きしめても良いか、って……本当にどうされたのですかご主人様。いつもならそんなこと聞かずにいきなり抱きしめられますのに。
ご主人様に抱きしめられるのを拒む理由なんてひとつもありません。ご主人様が私を抱きしめたいのなら、いつだって構いませんよ。
ほらご主人様、どうぞ。
ふふ、ぎゅ〜〜〜……って、なんだか今日は少し力が強くありませんかご主人様。
え?大好きだから安心して欲しい……?
も、もう、朝から恥ずかしいですよご主人様。ご主人様が私のことを大好きなのは知っていますから大丈夫です。ほら、もう離して下さい。
なんだか珍しいですね。朝から私を抱きしめて、好きだっておっしゃられるなんて。いつもは私からご主人様に言うことが多いですのに。
まさか!嫌なわけないじゃないですか。好きな人に好きと言われて、嫌な人はいませんよ。ご主人様に好きと言われて、不思議とすごく安心できました。別に心配なんてしていなかったはずなんですけどね。
ほら、一緒に起きましょう?あっ、今日の朝食はご主人様にお願いしてもよろしいでしょうか。寝込むほどではないですけど、まだ少し頭が痛いので……
ありがとうございます。簡単なことなら私も手伝いますから、一緒に行きましょうか。
え?私に言い忘れたこと?何でしょう?
えぇっ!?私は今後お酒禁止!?な、なんでですかご主人様!?




