表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/22

第10話 二十五日目

小説というよりは音声作品の台本をイメージして書きました。

小説だと思って読むと文がぐちゃぐちゃなので台本だと思って読んでください。

気分が乗ったら続きを書きます。

おはようございます、ご主人様。


お休みの日だからってねぼすけさんはいけませんよ。ほら、早く起きてください。


……相変わらずご主人様は朝が弱いですね。もう朝食の準備ができていますのに。


もう、早く起きないと朝食抜きですよ。せっかく作ったんですから、温かいうちに食べましょう?


やっと起きましたか、おはようございます。私は向こうで待っていますから、早く着替えて来てください。



いただきます。


そういえば今日はお仕事がお休みですが、何かご予定はあるのですか……って、ご主人様、そんなにきょろきょろしてどうしたんですか?もう、お行儀が悪いですよ。


ああ、あめちゃんですか。あめちゃんは早起きですから、ご主人様が起きる前にご飯を食べて、また箱の中に戻ってしまいましたよ。


せっかくあめちゃん用のベッドも買ったのに、なんでずっとあの箱に入ったままなんでしょう。拾ってからもう数日経ちますし、最初に比べて少しは慣れてくれていると思うんですけど……


はい、そうですね。今でもたまには出て来てくれますし、少しずつ慣れてくれればいいです。


ふふ、あめちゃんがご飯を食べる姿、とってもかわいいんですよ。ご主人様は起きるのが遅いですし、お仕事があるのでそんなにじっくり見たことはないかもしれませんけど、本当にすごくかわいいんです。


なんというか、すごく頑張って食べるんです。お口が小さいので、食べるのにも時間がかかりますし。応援してあげたくなるかわいさと言いますか……


ふふ、ご主人様だって早起きすればもっとあめちゃんと遊べるかもしれませんよ。……というより、ご主人様は起きるのが遅すぎるんです。



してご主人様、先程の話の続きです。今日は何かご予定があるのですか?


ないのですね。わかりました。私も今日は特に何もありません。買い物は昨日済ませましたし、今日は一日中ご主人様とご一緒できます。


ここのところご主人様はお仕事が忙しかったですし、久しぶりに2人でゆっくりできますね。楽しみです。



ごちそうさまでした。


さて、私は先に家事を終わらせてしまいますね。ご主人様はゆっくりなさっていてください。


……なんとなく、ご主人様ならそう言うと思っていました。これは私の仕事ですのに。


ふふ、そうですね。それではご主人様はそちらの後片付けをお願いできますか。私の方もすぐに終わらせますので、早く2人でゆっくりしましょう。



ふぅ……ありがとうございますご主人様。ご主人様が手伝ってくれたおかげで普段より早く終わりました。


まだお昼前ですし、今日は時間がたっぷりあります。やっぱりたまにはこうしてまったり過ごすのも良いですね。


あっ、そうだご主人様。前にしてからかなり時間が経っていますし、今から私が耳掃除をして差し上げましょうか。


今日のような暇な日にしておかないと、耳の中が汚くなってしまいますよ。今日ならゆっくり時間をかけて掃除できますし、私に任せてください。


もう、今更何を遠慮しているんですか。耳掃除なら前にもしたことがあるじゃないですか。ほら、膝枕してあげますから早く来てください。


そんなに緊張しなくてもいいじゃないですか。以前の私たちならまだしも、今の私たちは恋人同士です。ご主人様、やっぱり恥ずかしがり屋さんですね。


んっ……私のお膝、気持ちいいでしょうか。


ふふ、ありがとうございます。それでは早速耳掃除を始めますね。ご主人様、危ないので動かないでください。


かりかり〜、かりかり〜……


どうです?ご主人様、気持ちいいですか……って、なんでそんなに驚いたお顔をしているんですか?


あっ、もしかして、前より気持ちよくなっていたから驚いているんでしょうか。


ふふん、流石はご主人様。気付かれたのですね。


前にご主人様にしてもらった耳掃除、とっても気持ちよかったですから。この気持ちよさをもっとご主人様にも味わってもらおうと思って、こっそり練習していたんです。


練習といっても自分の耳ですから、力加減くらいしか練習できなかったのですけど、すぐ気づいていただけるくらい上手くなれていたのなら良かったです。


それにしても耳掃除の力加減って思っていたより難しいんですね。練習を始めたばかりの頃は強くやりすぎて、耳がとても痛くなってしまいました。ご主人様の耳を掃除した時はそんなことはなかったはずなので、自分の耳だとやっぱり力加減がわかりにくいのでしょうか。


はい、ではこの調子でやらせていただきますね。


かりかり〜、かりかり〜。


ふふ、ご主人様とっても気持ちよさそうです。さっきまであんなに緊張していたのに、そんなに私の耳掃除が気持ちいいんですか?


そう言ってもらえると私も嬉しいです。練習した甲斐がありました。



ご主人様、右耳の掃除は終わりましたよ。


あっ、ちょっと待ってください。大事なことを忘れていました。もう少しだけそのまま……


……ふーっ。


きゃっ!ご主人様、動かないでくださいって言ったじゃないですか。急に起き上がらないでください!


……え?今何をしたのか、って、ご主人様の耳に息を吹きかけたんです。耳掃除をした後は耳の周りに汚れがついているかもしれませんから。


耳掃除の後、特に女性が男性の耳を掃除した後には息を吹きかけた方がいいと本に書いてあったので参考にしたのですが……もしかして、何か間違えてしまいましたか?


た、確かに急に息を吹きかけられてはびっくりしてしまいますよね。申し訳ありませんご主人様、次からはちゃんと言ってからするようにしますね。


では気を取り直して、次は左耳です。ご主人様、お顔を私のお腹の方に向けてください。


ふふ、こっちの方がご主人様のお顔がよく見えます。か、かっこいいですよ、ご主人様。


そ、それでは耳掃除を始めますね。動いちゃダメですよ。


かりかり〜、かりかり〜。


う〜ん、なんだかこっちの耳の方が汚れが少ない気がします。気のせいでしょうか。


かりかり〜、かりかり〜。


あっ、奥の方に汚れが溜まっています。任せてくださいご主人様、私が全部綺麗にして差し上げますから。


ゆっくり、慎重に……


……取れました!ふふ、やっぱり練習した甲斐がありましたね。前やった時は初めてでしたから、もしかしたら綺麗にできていなかったのかもしれませんけど、今回はちゃんと綺麗にできましたよ。


左耳も……はい、これで終わりです。


それではご主人様、お耳、失礼しますね。


……ふーっ。


はい、耳掃除はこれでおしまいです。お疲れ様でした。


ところでご主人様、ご主人様は耳に息を吹きかけられるのがお好きなんですか?


いえ、私が息を吹きかけた時のご主人様が、気持ちいいような、くすぐったいような、とにかく良いお顔をされていたので。


お好きなら言ってくだされば良かったのに。ご主人様が喜んでくれるなら、私はなんだってしますよ。まして耳に息を吹きかけるなんて、いつでもできますし。


……そうじゃない?たまにだからいい、ですか。よくわかりませんけど、ご主人様が望むのであれば耳掃除の時だけにしておきますね。


あっ、いえ。そのお言葉は嬉しいのですけど、私は耳掃除の練習をするのに自分の耳を使っていましたから。ご主人様のしてくださる耳掃除は魅力的ですけど、多分もう耳は綺麗だと思います。


……でも、その。耳掃除はできないかもしれませんけど、膝枕だけはしてもらえないかな、なんて……


い、いいのですか?ありがとうございますご主人様。


ではご主人様のお膝、失礼しますね……


……ふふ、膝枕、気持ちいいです。


耳掃除をする時は横を向かないといけませんけど、今なら上を向けます。ご主人様のお顔が目の前です。


あっ、もう、目を逸らさないでください。ご主人様は本当に恥ずかしがり屋さんですね。


そんなところも、その、好き……ですよ。


〜〜〜っ!い、言ってる途中で恥ずかしくなってしまいました……!も、もう、ご主人様もそんなに照れないでください!


う〜、今日はご主人様とずっと一緒にいられるので、少しテンションがおかしくなっているみたいです……


はぁ……って、頭を撫でてくださるのですか?


……申し訳ありませんご主人様、取り乱して……


ご主人様に撫でられていると、なんだか落ち着いてきました。ありがとうございます。


もう少し、もう少しだけ撫でていてもらえますか。


ご主人様に膝枕されながら撫でてもらうの、とってもリラックスできます。


なんでしょう、私、ご主人様と一緒に過ごすことに張り切っていたのでしょうか。なんだか普段の私じゃなかったような気がします。


……どうしましょう、ご主人様に膝枕されていると、なんだか眠くなってきてしまいました。


ご主人様、せっかくのお休みにこんなことを言うのはなんですけど、これから一緒にお昼寝しませんか?


もちろん、膝枕じゃなくて添い寝です。このまま膝枕をしていたらご主人様が寝られませんから。


どうでしょうか、自分でもせっかくのお休みを寝て過ごすのは少しもったいない気がしますけど……


……はい。ありがとうございます。実はご主人様に膝枕されてからすぐに眠気が襲ってきていまして、すごく眠いんです。


よいしょ、と……ソファじゃなくてベッドで耳掃除をして正解でしたね。


ご主人様、このまま私の隣にずっといてくださいね。約束ですよ。


それではご主人様、おやすみなさい。



〜〜〜



う〜ん、んっ……


ご主人様、毛がすごいです……


いつの間にこんなに毛が……


……ん?


……あ、あれ?あめちゃん?


あめちゃん、私たちと一緒にお昼寝に来てくれたんですか?


ご、ご主人様、見てください……って、まだ寝てます。ご主人様のお顔に思いっきりあめちゃんの背中がついていますけど、苦しくないんでしょうか。


……ご主人様の寝顔…………かっこいい……


って、ダメですダメです。いくら恋人とはいえ、他人の寝顔をじろじろ見るなんて……


えっと、今の時間……は寝始めた時からほとんど変わっていませんね。お昼ご飯は少し早めにあげましたし、本当にお昼寝に来てくれたみたいです。


ふふ、嬉しいです。これで家族2人と1匹、みんな揃ってのお昼寝ですね。


まだまだ時間はありますし、あめちゃんと一緒に二度寝をしてしまいましょうか。ご主人様が起きたらどんな反応をするのか楽しみです。


ふふ、ご主人様、あめちゃん、おやすみなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ