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第1話 一日目

小説というよりは音声作品の台本をイメージして書きました。

小説だと思って読むと文がぐちゃぐちゃなので台本だと思って読んでください。

気分が乗ったら続きを書きます。

……私をご購入いただき、ありがとうございます。

今この時から私はご主人様の所有物ですので、どんなことでもいたします。

ご主人様のご希望通りの奴隷になりますので、どうか好きに私をお使いください。


まずはシャワーを…ですか。わかりました。こんなに汚い体ではご主人様もそういう気分にはなりませんよね。気遣いが足りず申し訳ありません。それではシャワーを浴びさせていただきますので、少々お待ちください。



お待たせしました。シャワーを浴び終わりました。

どうしたのですか?そんなに慌てて……

なぜ何も着ていないのか、ですか。私は先程着ていた服しか持っていませんので、せっかくシャワーを浴びてきたのに汚い服を着てはまた体が汚れてしまうと思いまして……それにこの後すぐに服は脱がされるのでしょうから、問題はありません……よね?


もしかしてご主人様は衣服を着たままの方が興奮するのでしょうか?それでしたら申し訳ありません。今すぐ先ほどの服を着てまいります。


……え?違う?服は用意していただろう、と?ですが、あの洗面所には奴隷が着るような服はどこにも…


こ、これですか?見たところ新品の下着と綺麗な洋服ですが、間違われてはいませんか?奴隷にこのような服を与えるのはもったいないと思うのですが……

い、いえ、気に入らなかったわけではないです。とても可愛らしい服だと思います。……本当にこれを着てもいいのですか?


ご主人様がそう言ってくださるなら、ありがたく着させていただきます。ご主人様は、とても慈悲深い方なのですね。

いきなりシャワーを浴びろとのことだったので、少し早いですがすぐに夜のお世話をご希望されているのかと思っていました。


夜のお世話ではないとすると、私はこれから何をすれば良いのでしょうか。


部屋を案内する?ありがとうございます。これからこの家でご奉仕するにあたって、この家の部屋や間取りなどは把握しておいた方が効率が良いですね。


それもあるけど少し違う……と。どういう意味でしょうか?

してご主人様、ここはなんのお部屋なのでしょうか。見たところ女の子の部屋のようですが、ご主人様には娘さんがおられるのでしょうか?


……あ、あの、申し訳ありません。少し聞き間違いをしてしまいました。もう一度よろしいでしょうか。

私の、部屋?本気で言っておられるのですか?私は奴隷です。奴隷に自室を与えるご主人様なんて聞いたことがありません。汚らしい小屋ならまだしも、こんなに綺麗で大きなお部屋……私にはとても見合っていません。なぜこのような立派な部屋を私に……?


女の子が自分の部屋を持つのは当然……?

そ、それは普通の女の子とのことであって、奴隷とはまた違うと思うのですが……

私がこの部屋を使わなかったら昨日した掃除が無駄になるから使ってくれ、ですか。……そこまで言われれば遠慮するわけにもいきませんね。本当にありがとうございますご主人様。ありがたくこのお部屋を使わせていただきます。



そろそろ仕事に取り掛かりたいのですが、私は今から何をすれば良いのでしょうか?


夕食、ですか。ご主人様の夕食をお作りすればいいのですね。わかりました。それではキッチンをお借りします。今日の夕食は何を作りましょうか?


……え?作るのではない?もうご主人様は夕食の準備が終わっていたのですね。失礼しました。それではご主人様のお食事が終わり次第後片付けをさせていただきます。


……その、私にもできればほんの少しだけでも食べ物を分けていただけると嬉しいのですが……

食べられるものならなんでも構いません。元々奴隷商人の元にいた時には腐りかけのようなものしか貰っていませんでしたので、本当にどんなものでもありがたくいただきます。


分けるも何もここにあるだろう、と?

あの、もしかしてなのですがそのテーブルの上の食事のことを言っておられるのでしょうか。ご主人様の食事と同じものが確かにもう1つありますが、今日は来客があるのではないのですか?


来客はいないし、それは君の分だ……ですか。本当によろしいのですか?奴隷ともあろうものがご主人様と同じ内容の食事をいただくなんて……

あっ、そ、そうですね。早く食べないとせっかくのお料理が冷めてしまいますね。それでは頂戴いたします……



……っ、美味しい……美味しいです……温かい食事を食べたのなんていつぶりでしょうか……

すいません、変な子ですね、私……食事をいただいただけで泣いてしまうなんて……

本当にありがとうございます、ご主人様。こんな奴隷に綺麗な洋服や部屋だけでなく、食事まで与えてくださるなんて、いくら感謝してもしきれません。



ごちそうさまでした。ご主人様。とても美味しいお食事でした。せめて食事の後片付けは私にさせてください。

いえ。これが元々の奴隷のお仕事ですから。ご主人様はゆっくりなさっていてください。



もうすっかり夜ですね。そろそろお休みになりますか?それともやっぱり夜のご奉仕が必要でしょうか。私はどちらでも構いません。奴隷というものはご主人様が体を求めたら差し出すものですから。


そういうことは言うものじゃない……ですか。ですが私は奴隷です。ご主人様に買われ、ご主人様に尽くすことが生きる意味なのです。それ以外に意味はありません。私は今日だけで奴隷の身に余る色々なものをご主人様からいただきました。ですからご主人様が我慢や遠慮をなさる必要はないのですよ?


今日はいい、と。……わかりました。今日はもうお休みになるのですね。それでは私は自分の部屋に行かせていただきます。今日は本当に色々とありがとうございました。


おやすみなさいませ、ご主人様。

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