表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
滅殺の魔術師  作者: チハ
2/2

いつも通り?

 はぁ~

 僕の人生約15年、一言で言えばフツ−オブフツ−。

 産まれたのは、父がサラリーマン母が専業主婦のどこにでもある普通の家庭。

 他と違う事があるとすれば、僕が5歳の時に孤児院から引き取った血の繋がっていない妹がいるくらい。

 

 今日もいつも通り帰宅する。

 ブ-ブ- ん?

 新着2件


 母「今日テスト返って来たよね」

 母「家で待ってます」


 あ?

 テスト?

 ……忘れていた。

 大丈夫なはず、多分。

 

 僕「分かった」っと。


 あれ、圏外?

 ふとスマホから目を離す。

 人は余りにも予想外な事があるとフリーズするらしい。

 え?森?なんで?さっきまで町歩いてたよね?

 しかもなんで夜なんだ?

 明らかにヤバい感じの雰囲気が醸し出てるし。

 森で迷子のときは動かない方がいいのか?

 でも助けが来るとは思えないんだよなー。

 とりあえず動くか。


 半日は歩いてるけど、まだ森が終わる気配がない。

 でも、収穫もあった。

 

 一つ目は、ここは時間が止まっているか時間が流れるのが遅い事。

 ここに来てからずっと夜が続いてる事が根拠。


 二つ目は、生き物がいない事。

 森のど真ん中のはずなのに虫一匹もいない。

 

 三つ目は、所々何かが暴れた様になっている事。

 クマでもいるのか?

 でも、もっと大きい動物な気がするんだよなー。

 町から転移することもあるんだからいたりするかな?

 ドラゴン…サラマンダー…むふふ。

 見てみたい。

 でも、出てきてもらっても死にそうだからご遠慮します。

 これからどう……バキバキバキ!!?

 

 

 


 

 

 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ