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この世界
私達が暮らしてきたこの世界の裏では、常に魔術が蔓延っていた。
人々から溢れた負の力の結晶体即ち魔獣。
それに対抗する魔術師。
古来から続く魔術師と魔獣の戦い。
魔術が途絶える事はあれど、人が居る限り魔獣は途絶え無い。
魔獣は人を襲い、魔術師が魔獣を封印する。
それがこの世界の理。
そんな世界のどこにでもいる高校生は、帰宅途中に迷い込んでしまった封印が解けて死にかけてしまう。
しかし、主人公は驚くほどの生きることに対する執着で隠れていた魔術の才が現れる。
この物語は偶然関わった魔術の世界で主人公が魔道を極めるまでの物語だ。
