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無能王女のダンジョン攻略物語  作者: 仲仁へび
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第4層 息の合ったコンビ



 第4層


 ダンジョン攻略は順調に進んで、ステラ達は第4層へ足を踏み入れた。


 そこは、多様なモンスターが存在する階層だった。


 だからそこでは、様々な戦い方ができなければならないのが難点だった。


「こっちは物理攻撃が弱点なやつだ。俺に任せてくれ!」

「じゃあ私はこっちを相手にするわ。こっちは魔法攻撃よね。魔法はあんまり得意じゃないけど、アイテムでなんとかできるかしら」


 たまにまったく違うタイプのモンスターが同時に立ちふさがる事がある。


 そういった時に、ステラとツェルトの二人がいると対処が楽だった。


 それで、どちらかの戦闘が早く終わったら、もう一方の加勢に入る。


「こっちは終わったぜ、後ろに回り込んで気をそらしてみる」

「ありがとう。隙を作ってくれたらすぐにとどめを刺せると思うわ」


 そうして二人で行動する事が増えたため、互いに息があってくるようになった。


 声をかわさなくても互いの考えが分かるよう時があったのが驚いた。


 城にいる時は、誰かに何かを言われても、心の中で考えている事がまるで分からなかった。


 しかし、ツェルトの事はよく分かるようになった。


 息の合う仲間と巡り合えてよかったと思った。


「なんだか今の俺達すごく息があってた感じじゃね?」

「そうね」

「夫婦になっても仲良くやっていけそうだよな!」

「ツェルトと一緒になる人は楽しそうでいいわね」

「今のかなり直接的に言ったつもりなのに、俺の恋心が届かない!」



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