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エピローグ
ダンジョン攻略を終えたステラは、壊した国宝の弁償を終えて、王族の地位でなくなった。
地位を返上したからだ。
上にいる者達が健康であり、ステラの出番がまったく来なかったのが幸いだったのだろう。
ステラは一般庶民になった。
これからは剣の腕を活かして生きて行こうと思っているが。
ただしやる事はまだ残っている。
ステラが町を歩いていると、そこに声をかける者がいた。
それはツェルトだ。
「よっ、ステラ。旅の準備ばっちりだな。予想通りだ。やっぱ俺達相性抜群だよな!」
「そういうツェルトこそ、もう行く場所決めてるみたいね」
「あれ、相性抜群はスルー!?」
ステラは、王族ではなくなったが。
以前と違って一人ではなくなっていた。
「とりあえず馬車を手配しないとな」
「辺境だから、数週間かかるみたいね。途中で薬草を買っていきましょう。その土地でしか生えてないもので代用になるものがあるらしいの」
「そっか。大変になるな。でも楽しくなりそうだ」




