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食べ歩きの最中に会った初めての人……人?どうやら豚頭が銀髪犬ミミを攻撃していました。

銀髪犬ミミが出ます。

人が人?になったのはオークと銀髪犬ミミだけだからでした。

ちなみにオークさん、あなたはギルティ。

ふと目が覚めたので起きるとやっぱりそこは湖でした。

それに、今回僕が寝床にしたのは水の神気をベースに、光の魔力を加え、外を光が漏れないように闇魔力で覆っていました。

それを全て食べてから散歩に行きます。

「おはよう。出掛けてきます」

『あぁ、気を付けて行くのだそ』

ちゃんと隣人、隣龍に挨拶をしました。

さて、風の属性翼を出して、飛びます。

中々飛べるようになりました。空を舞台に戦闘しても安定して闘えそうですね。


今日は昨日教えて貰った呪界に行ってみましょう。

呪気や邪気はどんな味でしょうか。

さて、昨日飛んできた方向とは真逆の方向なので軽く運動しながら行きますか。

前方の方向に少し大きな蛇がいます。これはとても楽しめそうな程大きいです。


『グギュルギャァァス!』

この個体は喋れないのでしょうか?あの龍は喋れましたが、やっぱり強さなのでしょうか。

それにしてもこの蛇は大きくて長いのですが、色が紫で毒々しい色です。

『グギャァァ!』

大きく口を開けて紫色のブレス吐いてきます。

「前の僕でしたら、絶対に食べませんでしたが、今の僕にとってはご馳走ですよ。」

そう言ってもぐもぐと毒のブレスを咀嚼し、蒼白い焔の剣を作り出してでかい蛇の鱗を剥ぎます。

次に風の剣を作り出し、内蔵を取り出してから肉を1キロ1ブロック単位で切り出します。

それを全てマイホームへ入れてまた空を飛びます。


……どうやら呪界に着いたようです。

呪界は色々なものがぐにゃぐにゃしていて、呪気は黒っぽく、邪気は暗い紫でした。

そのぐにゃぐにゃしている大地に降り立ち、呪気を咀嚼します。……なんて言いますか、ほとんど味がしません。

試しに魔力も咀嚼しましょうか。

……こ、これは!どうやら呪気は味ではなく、なんと言いますか、気持ちです。お母さんの弁当の様でいて、相手の気持ちが込められていそうな感じです。

邪気は甘辛い様な感じです。なんて言うんですか?ふんわりと優しい甘さなんですけど少しピリッと来るようです。


まあ、呪界はここまでにして、魔界へ行きますか。

風の属性翼を出して魔界へ行きます。

神界の神々しい所を抜け、禍々しい土地へ来ました。

やはり神界しか精神生命体は居ないのでしょうか?魔界だと悪魔みたいなのは居ないのでしょうか?

瘴気を食べ歩きしながら進みます。


キィィン。と、何処かで金属同士がぶつかる音がしました。僕は初めての人?に会えるとワクワクながら音の出処へ行きます。


音が鳴っている所はどうやら戦場の様でした。

所々剣や盾があるのを察するに、死んだ人?は消えるのでしょう。

それよりも、気になるのは戦っている人?達が気になります。数が多い方が少ない方を攻撃しているのでした。

数が少ない方は銀髪で、犬ミミ?を付けて、尻尾まで着いている人?達です。

銀髪犬ミミ達を攻撃している数が多いのは豚頭の化け物でした。銀髪犬ミミ達は殆ど消えて無くなりました。

残っているのは後2人だけです。


「止まりなさい。後ろの銀髪犬ミミ達を見逃すならば見逃しましょう。戦うのならば容赦は出来ません。僕は手加減に慣れてませんので」

2人になった銀髪犬ミミ達を大きな剣で攻撃しようとしていた豚頭の化け物の首に蒼白い焔の剣を伸ばし、銀髪犬ミミ達を後ろに保護しつつ言います。

『ん?なんだコイツ、後ろの犬っころをぶっ殺そうって時なんだァ?こいつも殺すか?』

どうやら交渉決裂どころか交渉を理解してませんでした。

「そうですか、では死んで下さい。」

それだけ言うと豚頭の首を斬り飛ばし、死んだ時に出来るエネルギーを食べます。

あんまし好きな味ではありせんでしたが、ちゃんと吸収しつつ、他の豚頭に斬りかかります。

『はあ!?なんだコイツ!おい!てめぇらコイツを囲め!』

そう支持する豚頭を飛び蹴りで吹き飛ばしつつ、着地した瞬間別の豚頭を斬ります。

『う、うわぁ!なんだこ、』『逃げろ!逃げ、』

戦闘開始2分で全ての豚頭が消滅しました。


「さて、豚頭は居なくなりましたし、そこの銀髪犬ミミはどうして襲われていたのですか?」

蒼白い焔の剣は吸収し、風の属性翼も仕舞います。

『え、あの。私はサナと言いまして、こちらは妹のシナと言います。それと、私たちは銀月の牙狼と言う種族でして、里から都に遊びに行く途中、さっきのはぐれのオークに会いました。危ないところを救って頂き、ありがとうございました。』

少し大きい銀髪狼娘のサナが妹を紹介しつつ、襲われていた経緯を話してくれました。

「そうですか。では、今夜泊まるテントみたいな物は有るんですか?」

『いえ、ありません。……え、と。あの!あなたの名前はなんて言うんですか!』

キャンプ品の様なものは無いかと聞きましたが、無かったようです。しかし、名前ですか。そうですね。

「では『リリス』と名乗りましょうか。」

聖書ですかね?イブの前の人間の女性……でしたっけ?あんまし覚えていませんが。確か堕とされるんでしたっけ、エネルギーの世界に堕とされた僕も似た者ですね。

『リリス、さんですか。その、リリスさんの宿に泊まることは出来ませんか?』

宿には泊まってませんが、別にマイホームを貸すくらいは……。そうですね、こうしましょう。

「すみません、宿には泊まってませんが、家なら有ります。家族になるのであれば、借りても住んでもいいですよ。」

『え!?家に住んでいいんですか!?そ、それでしたら家族になります!』

泊まってませんが、と言った所ではサナは面白いほど真っ青でしたね。家ならありますと言ったらすごく笑顔になりましたが。

「では少し待っててください。家の環境を整えるので。」

と言ってマイルームに入った。


環境を整えると言ったのは、実際、魔力もエネルギーも無く、ただの箱と化していたから、ほとんど誰も住めない状態でした。

そこから、魔力を加えて森や川の自然を作り、屋敷と言われるほどの広さの家を作りました。

大体東京ドーム2個分ですかね?

そこから邪気や呪気、神気や瘴気等を放出し、一定の量で止めて完成しました。


さて、あの二人はどんな反応をするでしょうか。

過去形の理由は倒した後だったからです。

これで多分連続投稿は終わります。

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