アリスティドの秘密
騒動の発端は数日前に遡る。
「ラサーニュ。いつグラスに会えるんだ?」
「………知らん」
エリゼはグラスと勝負する!と宣言した日から、毎日セレスタンに同じ事を訊ねていた。
「勝負!」「いつ予定が空く?」「逃げるなと伝えろ!」「しょ…」「うるせえええーーーっ!!」
と、不毛なやり取りが繰り返され。会いたきゃ神殿行け!!!と言われたので…
「なんだ相談で金貨5枚って!」
「払ったんですね…2回目以降は指名料もいただきますよ」
エリゼは金を使って会いに行った。
「まあいい、時間は30分しかない!さあ表に出ろ!」
「全く…どのような勝負をお望みですか?」
「まずは強化系からだ!実験体を2人用意しろ!!」
「はあ…」
という訳で。暇そうに礼拝堂を彷徨いていたファース&トマス。トマスは喚いていたが、エリゼが2人の相談料も払えば快く応じた。
神殿は広く、一般の客が入れる礼拝堂や展示室等含め様々な施設が存在する。中には魔術の鍛錬場もあるのだが…利用者は少ない。
彼らは屋外の鍛錬場に移動、実験体を中心に立たせる。
「よし。では同時に術を掛けるぞ」
「今更ですけど…ジャッジは?」
「……なんとなくでいくぞ!!」
ゴリ押しで進めるエリゼ。グラスは諦め杖を構える。エリゼがトマス、グラスがファースをターゲットにする。
「「強化!」」
実験体の足下に、同時に魔法陣が広がった。速度はほぼ互角、グラスは感心する。
「(こっちは杖の力が大きいのに…天才の名は伊達じゃねえな)」
「よし、お前ら全力で跳んでみろ」
「「はい…わわっ!?」」
言われた通り力を入れると2m程跳んだ。
「高さは…ファースのほうが上ですかね。元々の身体能力も関係あるのでしょうか」
「そうだな。だがどう考えてもそっちのデブのほうが元々悪いだろ。くそ…速度は互角、精度はボクの負けだ!次!!」
続いて能力低下、デバフの魔術だが。これは人間相手には危険だな…と断念。
「では四大元素を…」
「あ、もう時間ですね」
「はああーーー!!?」
ここまでの移動やらもあり30分経ってしまったのだ。憤慨するエリゼだが、規則なので仕方がない。また来る!!と帰って行く。
「お…おもしろい、方だった、ね」
「まあ…悪い人ではないな」
「また金貰えんなら大歓迎だぜ〜」
その後3日連続でやって来たが。残念ながらトマスとファースはお呼びでなかったのである。
杖という有利があるにも関わらず、互角の勝負を繰り返す。グラスも流石にプライドが傷付き、夜遅くまで修練を積む。
「くっそ…!いつか杖無しで渡り合ってやる!!」
杖に頼るのは有事の際のみにし、己を高め続ける。
※※※
「ちくしょう!発動はボクの勝ちだが、やはり完成度はあいつのが上だ…!!だが結界の硬度はボクのが上だ!!」
「あそ…」
学園にて、エリゼはセレスタンに愚痴をこぼす。
セレスタンは「僕ですら会えないのにぃ…」と不機嫌顔。金持ちはいいっすねえ!!とやさぐれる。
もうあっち行け!とエリゼを蹴飛ばすと、入れ違いでシャルロットが近付いて来た。
「セレス、一緒に試験勉強しない?」
「……はっ」
その誘いは鼻で笑って追い返す。
「一方的に僕が教わるだけじゃん。その優しさはジスランにでもあげなよ」
「そんな事…一緒だと楽しいし…」
「ああそう。僕は楽しくない」
「セレス…」
「行きましょう、ルシアン」
ちなみにセレスタンは試験勉強を全くしていない。高得点を目指す理由が無いのだから、真ん中らへんで十分なのだ。
そんな事よりストーキングだ!今日こそアリスティドを捕まえるぞー!と気合を入れる。
「………」
「「………」」
「(なんか…)」
校舎を出たところでアリスティドがくるっと振り返る。
「やあいい天気ですねえ」
「曇ってるなあ」
「明日は晴れに違いない!」
「嵐の予報だったような」
彼の視線の先には空を見上げるセレスタンとルシアン。暫く見ていたが動かないので歩きを再開する。
彼は寮に入って行った。もう部外者であるセレスタンだが、寮監に「バジルの部屋に用が〜」と言って侵入成功。
「部屋はあそこか…」
「(私は一体何を…いや、見方を変えればこれはデート…!)」
放課後デートだと思い込む努力を始めるルシアン。現実は厳つい後輩のストーキングだが、妖精さんを追い掛けていると自己暗示。
数分後私服に着替えたアリスティドが出て来て尾行。だが…
「見失ったーーー!?」
路地に入った所で撒かれてしまう。がっくりと項垂れるが、ルシアンはどこか嬉しそうな雰囲気。
「し、仕方ないな。折角街まで来たんだし…どうだ、カフェでもいかないか?折角だから」
「うー…はあい」
「(よしっ!!)」
小さくガッツポーズ。その様子を…遠くから護衛で付いて来ているハーヴェイは頬笑みながら見守る。
「ねえねえ兄さん達、ちょ〜っといーい?」
「ちょいと俺ら懐が寒くてえ…」
「ちびっと恵んで欲しいな〜なんて?」
「「………」」
が。路地を出ようとしたら…チンピラ風の若い男3人に絡まれ道を塞がれてしまった。男達はニヤニヤとセレスタン達を見下ろしている、アカデミーの制服姿なので金を持っていると思っているのだろう。
貴族に手を出したらどうなるかなど一般常識なのだが…稀にいるのだ。「証拠が無ければ大丈夫」「気弱そうだから、脅せばいい金ヅルになる!」と考えてしまう愚か者が…
「(どうしようかなー。護衛も精霊もいるし、正直怖くないけど。
下手をしたらこの3人の首が飛ぶし(物理)…皇子を危険な目に遭わせた!って僕も罰せられたらどうしよう。
はあ…ここは穏便に…へ?)」
冷静に思考を巡らせていたら、ルシアンが彼女の前に立つ。
「どけ。私達は忙しいのでな」
「え〜?」
チンピラ達は睨みも軽く流して、今度はお金貸して〜と言う。
「貸す義理は無いし、返ってくる保証も無い。生活が苦しければ役所の生活相談窓口へ行け」
ルシアンは淡々と述べ、セレスタンの手を取り横を通り過ぎようとする。
「ああ?おい坊ちゃんよお…」
「(やっば…!!)」
バンダナを巻いた男が、苛つきながらルシアンに手を伸ばす。それにセレスタンは大慌て、言葉で絡むくらいならともかく、手を出したらこの男は厳刑は免れない。
不本意だが先手を取ってぶっ飛ばそうとしたら…
「ぎゃひっ!!?」
バンダナ男が豪速で吹っ飛んで壁にめり込む。これにはセレスタン達も、すぐそこまで来ていたハーヴェイもびっくり。
一体何が…?とセレスタンが後ろを振り向くと、そこには。
「……マジで俺になんの用だよ、アンタら?」
呆れ顔のアリスティドが立っていた。彼は片足を上げており、バンダナは蹴っ飛ばされたようだ。
セレスタンとルシアンの肩を掴み背中に隠し、呆けていた男達がアリスティドを睨み付ける。ただ見た目からしてヤベエ…!と若干尻込み。それでも頭に血が上っているのか、標的を変えて殴り掛かってきた。
「なんだテメエ!?」
「うるせえよ」
サングラスの男が殴り掛かるも、あっさり受け止め腹を殴る。一撃で沈み、残ったモヒカン男が…
「お…覚えてろ〜〜〜!!」
見事な捨て台詞を吐き、仲間を捨てて逃走。
後処理は通報して呼んだ騎士に任せて…4人でその場を離れる。
「……はあ、で。なんの用だよ」
アリスティドはため息をつき、不機嫌そうにセレスタンを見下ろす。
尾行は完全にバレていたようだが、その理由が分からないようだ。
「(やっべ…何コイツ。テクニックとかそういうんじゃなくて…純粋に強い、速い)」
ハーヴェイは先程のアリスティドの動きを思い返していた。
彼は何も特別な事をしていない。ただ蹴飛ばして、殴っただけ。シンプルが故に、底が知れない。
そして睨まれているセレスタン。普通の女性であったら、泡を吹いて倒れてしまいそうな眼力だが…
「か…かっこいい…!!」
「はっ!?」
目をキッラキラに輝かせ、アリスティドの大きな手を両手で取った。
「すごい、強い!!お願い僕を弟子にして!!」
「はああっ!?」
彼が一歩後退るごとに、彼女は2歩詰める。
天下の往来のど真ん中で、可愛らしい少年が厳つい男に迫る絵は異常だろう。通行人は興味を持ちつつも巻き込まれたくないので距離を取る。
「お、おまえ…そもそも誰だよっ!?」
「はっ!?そっかごめん、僕は4年生のセレスタン。君は3年生のアリスティド・ユルフェ君だよね?」
「知ってんのか…?」
「うん!お願い、僕を立派な不良にして!!」
「ちょ、何言ってんだテメエ…!」
アリスティドは…その手を振り払わない。彼の力であれば、セレスタンくらい障害にもなりはしないだろうに。
眉間に皺を寄せて汗をかき、頬を紅潮させて目を泳がせている。
「お願いっ!」
「………!」
彼は喉をごくりと鳴らし…
「…っお前みたいな得体の知れねえ……なんて相手してられっか!!」
と叫んだと思えば、そっと優しく手を離させ猛ダッシュで逃走。待ってー!!と追い掛けるセレスタン。
ルシアンとハーヴェイは…目を見開き彼らの背中を見送った。
「…ハーヴェイ卿、今…」
「得体の知れねえ『女』なんて…って言いましたね」
一応男装中なのに、である。ルシアンはアリスティドの調査をするように命じ、遅れて追い掛けようとしたが…どこに行ったのか分からず帰宅した。
※
「待って!!」
「げええっ!?(速えなこの女!?)」
セレスタンが背中にタックルをかまし、ようやくアリスティドは止まった。
「ごめん、ちょっとお話ししない?」
走りまくった2人は街の外れまで来ていた。平民の住宅地のようで、家は多いが人通りは少ない。
「まず離れろ…!」
「だって逃げるでしょ!?」
「逃げねえから離れろ!!」
渋々背中から離れるセレスタン。どこか落ち着いて話せる場所を探すも見当たらず。仕方なく学園に向かって歩きながら会話をする。
「で…不良がなんだって?」
「僕は立派なワルを目指してるの!だから色々教えて…先輩!いやパイセン!」
立ち止まり、腰を直角に折り頭を下げるセレスタン。アリスティドは強面に似合わず狼狽える。
「やめろ!つか先輩はテメエだろうが!?」
「……もっかい」
「は?」
「呼んで」
「…先輩?」
「は〜い!」
締まりのない顔で返事をする。余程先輩呼びが嬉しいのか、何度も何度もお願いしては喜びを感じている。
「……で、先輩」
「なんだね!?」ドヤ顔
「いや…不良って言われても。別になんも教えらんねえっつーか」
「えー!?」
やーだー!弟子にしてっ!!と大騒ぎ。
段々と人通りが多くなってきたので冷静になるも、どうにも諦めない様子。
と、その時。アリスティドの肩に誰かぶつかった。
「あ"…?」
「どこ見てんだテメ…っぼあ!!」
相手はちょいワル風のおじさん。即座に顔面に拳がめり込む、いと哀れ。
「何してんのーーー!?」
セレスタンは大慌てでおじさんを起こす。顔にそっと手を当てて折れ曲がった鼻を治して…
「ごめんなさい、ちゃんと言っておきますから」
「……天使…」
「へ?ちょっ…!」
突然殴られたおじさんには…セレスタンが天使のように愛らしく尊く映る。手をがっちり握られてしまい、立ち上がる事も出来なくなってしまった。
「ひゃあっ!」
アリスティドはバツが悪そうに舌打ちし、セレスタンを小脇に抱えて大股で歩く。下ろしてー!と抵抗も虚しく連行される。
ふと、ある事に気付いた。
「(…?さっきまで、もっとゆっくり歩いてたような?)」
2人の足の長さは歴然だ。今彼は普通に歩いているだけなのにかなりの速度が出ている。
で、また誰かとぶつかった。
「あ、あばばば…ごめ、ご、めふっなさ…!」
今度は妙齢の女性。明らかに堅気で無いアリスティドを見上げて顔面蒼白。
「…気ぃ付けろ」
ふいっと顔を逸らして、一言だけ残してその場を離れる。これは…まさか…
「んっ?」
おっと何処からかアリスティドの顔面目掛けてゴムボールが飛んで来た。空いている手で難なくキャッチ、発信源を探す。
「わー!にいちゃんすっげーーー!!」
「キッちゃん必殺の一撃だったのにー!」
6歳前後の少年少女が…8人寄って来た。すぐそこにある公園でボール遊びをしていたようだ。
目撃していた大人達は、すぐに通報出来るよう構える。
「おい、ガキ共…」
アリスティドはゆっくりとセレスタンを地面に下ろし…
「危ねえだろうが!だがいい肩だ、センスあるぜテメエ!!」
「ほんとっ!?わーい!」
あっという間にちびっ子に囲まれて、あれよあれよと仲間入り。
イキイキしながらボール遊びに加わる姿を見て…セレスタンは確信した。
「(女子供…弱者に優しいタイプの不良だ!ひゃあ〜、まさに僕の理想…!)」
喰らええっ!!と言いながら超優しいボールを投げたり、わざとやられてあげたり。とても面倒見の良い少年のようだ。
だがそれで行くと…セレスタンも『女子供』扱いされているのだが。それでいいのか?
カアカアとカラスが鳴き、子供達は大きく手を振りながら夕暮れ道を帰って行く。
「にーちゃんまったねー!」
「また遊んでねー!」
「前見て走れ!帰ったらうがいと手洗い忘れんなよ!!」
アリスティドは常に威圧的な声色だが…言葉は優しいものばかり。ふふっと見上げれば、またも顔を逸らされる。
「んだよ…」
「ううん?えへ〜」
2人は特に会話も無く歩く。注意深く観察すれば…やはり歩幅を合わせてくれている。
それを指摘したら、きっとうるせえ!と怒鳴られるのだろう。
「(これまで怒声は…恐怖しか無かったけど。不思議だね、彼の言葉は全然怖くない)そうだ、出会い頭で人を殴っちゃ駄目だよ?」
「…相手は選んでる」
「んもー」
そうなのだろうが、見ているこっちは気が気でない。
いつの間にか不良とか関係無しに…セレスタンはアリスティドを気に入っていた。友達になれたらいいな…そう願うくらいに。
学園で別れ、セレスタンは踵を返す。その背中に声を掛けられ、振り返るとアリスティドは眉間に皺を寄せている。
「テメエ、寮じゃねえのか?」
「違うよ、ここから歩いて…へっ?」
最後まで聞かず、アリスティドは隣に並んでいた。「家はどこだ」と言われ、反射で「あっち」と道路を指差す。
「え、え?」
「………」
アリスティドは先に行く。まさか送ってくれるの?と正面から訊ねれば、無言で顔を逸らされた。
「あの、嬉しいけど…僕鍛えてるし。それに実は精霊と契約してるから強いよ!」
「……武器持ってようが精霊がいようが、夜道を女1人で歩くんじゃねえよ…」
太陽は完全に沈み、街灯がちらほら点きはじめている。彼は正論しか言っていないのだが、見た目とのギャップが凄まじい。
「(ヤバ…不良紳士…!僕の目の保養リスト入り…なんつって!)ん?今…なんて?女?」
「女だろうがよ」
「……なんで、分かったの?」
「………勘。なんとなく」
それ以上は何も答えてくれず。
女だとバレたというのに…彼女の心はおかしいくらいに平静だった。男装する気が無くなっているのか、相手がよかったのか。恐らくは後者だろう。
「そっかあ。内緒にしてね?」
「……趣味でやってんのかと思ったぜ」
違うわい、嫌々だわ!と微笑む。
「(厭な笑顔だ…)」
アリスティドは顔を顰めて、無言で歩く。
セレスタンが家だと言った場所には何も無い空間。待っててと言うので道路に立っていたら…数分後包みを持ったセレスタンが走って来た。
「これ、よかったら。昨日作ったパウンドケーキなんだけど…」
「……なんで俺に?」
「もしかして…甘い物好きかな?って思って。マカロン食べちゃったし」
「ゔ…!あの毒物か!」
失礼な!?と声を上げて笑った。
どうやら甘い物好きとは図星らしく、貰ってやると言い大事そうに抱えた。この強面では、スイーツも食べづらいのかもしれない。
寮に戻ったアリスティドは、夕飯後いそいそとお茶の準備をした。
パウンドケーキは3切れあり、まず一口。
「……美味え」
これも毒か…?と思ったりもしたが。フォークが進みあっという間に完食。
ソファーに背を預けて紅茶を飲み、天井を見上げて大きく息を吐いた。セレスタンとの別れ際言われた言葉を思い出す。
『よかったら明日、お昼一緒に食べない?プリン作っておくからさ』
「……プリン」
その味を想像して、頬を緩めて「行ってやってもいいかな」と前向きに検討。
明日の楽しみができた。スイーツ好きの少年は、足取り軽くベッドに潜る。
翌日、昼。
「別にプリンに釣られた訳じゃねえ…そう、誘われたから義理で…よし」
アリスティドは言い訳を考えながら屋上に向かう。
「あら、失礼しましたわ」
「!!!」
階段を上がろうとしたら、横から来た女生徒…シャルロットと軽くぶつかってしまった。
「き、気い付けろ」
急いで顔を逸らしてその場を離れる。だがその先に、すぐ近くにルネが現れた。
「!!?」
「?どうかなさいまして?」
「な…んでも、ねえ!」
ギっと睨み、足早に階段を上る。女子2人は顔を見合わせ、同時に首を傾げた。
「はあ、はあ…!」
アリスティドは…顔を隅々まで赤くして、心臓を押さえながら屋上までやって来た。
「あっ!待ってたよー!」
「だあああっ!!?」
「ええ〜…?なんか君、僕と会う度に一度は叫ぶね?」
扉を開けてすぐ…可愛らしい笑顔のセレスタンが出迎えたのだ。
この短時間で3人もの美少女と遭遇したアリスティドは…実は。
「離れろ馬鹿が!!」
単に、女の子が苦手な純情少年だったのである。
セレスタンの正体に気付いたのも、彼女に近付き触れられると…胸が高鳴ってしまうから。
要するに、異性として意識しているだけであった。
別時空のセレスタン「強面、不良、喧嘩強い、女子供に優しい、甘い物好き、女の子に弱い…属性もりもり過ぎん?」




